クライアント認証の要求
更新 : 2005 年 12 月 5 日
既定では、Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) のクライアントは Microsoft Windows オペレーティング システムによって認証を受ける必要があり、未認証クライアントからの要求はすべて拒否されます。ただし、データのセキュリティが問題とならない環境では、未認証クライアントからの要求を受け入れるように Analysis Services を構成することができます。たとえば、キューブのデータを広く共有し、だれでもアクセスできるようにする場合、クライアント認証は必要となりません。
クライアント認証の変更
未認証クライアントからの要求を受け入れても問題とならない環境では、それらのクライアントからの要求を受け入れるように Analysis Services を構成することができます。これを行うには、SQL Server Management Studio を使用して、Security \ RequireClientAuthentication サーバー構成プロパティの値を、既定値である 1 から 0 に変更します。このプロパティを既定値から変更すると、Analysis Services データのセキュリティ レベルが低くなります。このプロパティにアクセスするには、Analysis Services のインスタンスを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[セキュリティ] ページでこのプロパティを選択します。