File 要素 (XMLA)
親コマンド Backup または Restore、あるいは親要素 Location によって使用されるファイルを識別します。
構文
<Backup> <!-- or one of the elements listed below in the Element Relationships table -->
...
<File>...</File>
...
</Backup>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型と長さ |
String |
既定値 |
なし |
カーディナリティ |
1-1 : 必須要素で、1 回だけ出現します |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし |
解説
File 要素は UNC ファイル名を含みます。File 要素の使用法は親要素によって決定されます。
Backup コマンドの場合、File 要素は、Backup コマンドによって作成されるバックアップ ファイルの名前を決定します。ファイル名の中にパスが含まれない場合、Microsoft SQL Server Analysis Services インスタンスに対する構成プロパティ BackupDir で指定されているパスが使用されます。指定されたファイルが既に存在する場合、親コマンド Backup の AllowOverwrite 要素が True に設定されていない限り、エラーが発生します。
Restore コマンドの場合、File 要素は、Restore コマンドによって復元されるバックアップ ファイルの名前を決定します。
Location 要素の場合、File 要素は、リモート パーティションを含む Analysis Services インスタンスのリモート バックアップ ファイルを表します。リモート パーティションのバックアップと復元の詳細については、「データベースのバックアップ、復元、および同期 (XMLA)」を参照してください。