Restore 要素 (XMLA)
Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) データベースをバックアップ ファイルから復元します。
構文
<Command>
<Restore>
<DatabaseName>...</DatabaseName
<File>...</File>
<Security>...</Security>
<AllowOverwrite>...</AllowOverwrite>
<Password>...</Password>
<Locations>...</Locations>
</Restore>
</Command>
要素の特性
| 特性 | 説明 |
|---|---|
データ型と長さ |
なし |
既定値 |
なし |
カーディナリティ |
0-n : 省略可能な要素で、出現する場合は複数回の出現が可能です |
要素の関係
| 関係 | 要素 |
|---|---|
親要素 |
|
子要素 |
AllowOverwrite、DatabaseName、File、Locations、Password、Security |
解説
Restore コマンドは、DatabaseName 要素で指定された Analysis Services データベースをバックアップ ファイルから復元します。オプションで、リモート バックアップ ファイルからリモート パーティションを復元することもできます。
Restore コマンドは、バックアップ ファイルに保存されたオブジェクトのストレージ モードに応じて、次の表のように情報を復元します。
| ストレージ モード | 情報 |
|---|---|
多次元 OLAP (MOLAP) |
ソース データ、集計、およびメタデータ |
ハイブリッド OLAP (HOLAP) |
集計とメタデータ |
リレーショナル OLAP (ROLAP) |
メタデータ |
Restore コマンドの実行中には、DatabaseName 要素で指定された Analysis Services データベースに対して排他ロックが設定され、Restore コマンドが完了すると解放されます。
データベースのバックアップと復元の詳細については、「データベースのバックアップ、復元、および同期 (XMLA)」を参照してください。
参照
関連項目
Backup 要素 (XMLA)
Batch 要素 (XMLA)
Parallel 要素 (XMLA)
Synchronize 要素 (XMLA)