[インスタンスのプロパティ] ([Windows サービス])
NS$instance_name Microsoft Windows サービスの開始と停止、選択したサーバーで実行されているコンポーネントの表示に使用します。インスタンスが複数のサーバーにスケール アウトされている場合、個々のサーバー上にある Windows サービスの開始と停止を行えます。
オプション
[サービス]
SQL Server 2005 Notification Services のインスタンス用に NS$instance_name Windows サービスを実行しているサーバーを一覧表示します。インスタンスが 1 つのサーバーで実行されている場合、そのサーバーのみが表示されます。インスタンスが複数のサーバーにスケール アウトされている場合、NS$instance_name Windows サービスを実行している各サーバーが一覧表示されます。[Windows サービス] グリッドの列について、次の表で説明します。
列 説明 [開始]
Windows サービスを開始するにはオンに、停止するにはオフにします。サービスは [OK] をクリックしたときに開始または停止されます。
[サーバー]
サーバーの名前です。
[現在の状態]
Windows サービスの現在の状態です。状態は、次の値のいずれかになります。
- サービスがインストールされていません。
- 停止しました。
- 開始しています。
- 開始しました。
- 停止しています。
- アクセスが拒否されました。
- 一般的なネットワーク エラーです
現在の状態が "サービスがインストールされていません" の場合、アプリケーション定義では、ホストされるイベント プロバイダ、ジェネレータ、またはディストリビュータの SystemName 値が [サーバー] フィールドの値と等しくなるように指定されていますが、そのコンピュータには Windows サービスがインストールされていません。[サーバー] フィールドに指定されたコンピュータにインスタンスを登録し、その登録中に Windows サービスが作成されたことを確認します。
Windows サービスが開始されない場合、通常、サービスの実行に使用されるアカウントに問題があります。アカウント名およびパスワードの入力に誤りがある可能性があります。または、必要な SQL Server 権限および Windows 権限がアカウントにない可能性があります。Windows サービスがリモート コンピュータで実行されている場合は、SQL Server がリモート接続を受け入れるように構成されていることを確認します。また、インスタンスが SQL Server の正しいインスタンスに登録されたこと、および SQL Server のインスタンスとデータベースがオンラインになっていて使用できることも確認してください。
- サービスがインストールされていません。
[関連するコンポーネント]
[Windows サービス] グリッドの行を選択すると、そのサーバーで実行されているインスタンス コンポーネントが [関連するコンポーネント] グリッドに表示されます。[関連するコンポーネント] グリッドの列について、次の表で説明します。
列 説明 [型]
コンポーネントのカテゴリです。次の値をとります。
[イベント プロバイダ]
[ジェネレータ]
[ディストリビュータ]
[名前]
コンポーネントの名前です。アプリケーションの定義から得られた、イベント プロバイダの名前です。Notification Services によって、ジェネレータとディストリビュータの名前が作成されます。
[現在の状態]
コンポーネントの現在の状態です。[有効]、[有効化中]、[無効]、[無効化中] のいずれかの状態になります。この値の詳細については、「インスタンス、アプリケーション、およびコンポーネントの状態表示」を参照してください。
参照
関連項目
Notification Services の F1 ヘルプ
その他の技術情報
Notification Services のセキュリティの設定
インスタンス、アプリケーション、およびコンポーネントの状態表示
インスタンス、アプリケーション、またはコンポーネントの有効化および無効化
nscontrol enable コマンド
nscontrol disable コマンド