ServiceMasterKey Class

ServiceMasterKey オブジェクトは、Microsoft SQL Server サービス マスタ キーを表します。

名前空間: Microsoft.SqlServer.Management.Smo
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Smo (microsoft.sqlserver.smo.dll 内)

構文

'宣言
Public NotInheritable Class ServiceMasterKey
    Inherits SqlSmoObject
public sealed class ServiceMasterKey : SqlSmoObject
public ref class ServiceMasterKey sealed : public SqlSmoObject
public final class ServiceMasterKey extends SqlSmoObject
public final class ServiceMasterKey extends SqlSmoObject

解説

サービス マスタ キーは、暗号化階層の最上位にある層で、暗号化階層の下位にあるすべての層 (データベース マスタ キー、証明書、非対称キー、対称キーなど) の暗号化に使用されます。サービス マスタ キーは Windows によって生成され、Windows の Data Protection API によって保護されます。サービス マスタ キーは、そのキーを作成した Windows サービス アカウント、またはサービス アカウント名とパスワードの両方を知っているユーザーによってのみ開くことができます。

この名前空間、クラス、またはメンバは、Microsoft .NET Framework Version 2.0 でのみサポートされています。

ServiceMasterKey オブジェクトのプロパティを取得するには、固定サーバー ロール public のメンバでもかまいません。

ServiceMasterKey オブジェクトのプロパティを設定するには、サーバーの CONTROL SERVER 権限を持っているか、固定サーバー ロール sysadmin のメンバである必要があります。

サービス マスタ キーをバックアップまたは復元するには、サーバーの CONTROL SERVER 権限を持っているか、固定サーバー ロール sysadmin のメンバである必要があります。

継承階層

System.Object
   Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SmoObjectBase
     Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SqlSmoObject
      Microsoft.SqlServer.Management.Smo.ServiceMasterKey

スレッド セーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では共有 ) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

対象プラットフォーム

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。

参照

関連項目

ServiceMasterKey Members
Microsoft.SqlServer.Management.Smo Namespace

その他の技術情報

暗号化の使用
暗号化階層
ALTER SERVICE MASTER KEY (Transact-SQL)