チュートリアル : 基本的なテーブル レポートの作成 (レポート ビルダー 3.0)

このチュートリアルでは、サンプルの売上データに基づいて基本的なテーブル レポートを作成する方法を説明します。次の図に、ここで作成するレポートを示します。

テーブル データ領域を含むレポート

学習する内容

このチュートリアルでは、次の方法を学習します。

  1. [作業の開始] を使用して新しいレポートを作成する

    1. テーブル ウィザードでデータ接続を指定する

    2. テーブル ウィザードでクエリを作成する

    3. テーブル ウィザードでデータをグループにまとめる

    4. テーブル ウィザードで小計行と合計行を追加する

    5. テーブル ウィザードでスタイルを選択する

  2. データに通貨の書式を設定する

  3. データに日付の書式を設定する

  4. 列幅を変更する

  5. レポート タイトルを追加する

  6. レポートを保存する

  7. レポートをエクスポートする

このチュートリアルの推定所要時間: 20 分

要件

要件の詳細については、「チュートリアルの前提条件 (レポート ビルダー 3.0)」を参照してください。

1.[作業の開始] を使用して新しいレポートを作成する

[作業の開始] ダイアログ ボックスを使用して、テーブル レポートを作成します。レポート デザイン モードと共有データセット デザイン モードの 2 つのモードがあります。レポート デザイン モードでは、レポート データ ペインでデータを指定し、デザイン画面でレポート レイアウトを指定します。共有データセット デザイン モードでは、他のユーザーと共有するデータセット クエリを作成します。このチュートリアルでは、レポート デザイン モードを使用します。

新しいレポートを作成するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム][Microsoft SQL Server 2008 R2 レポート ビルダー 3.0] の順にポイントして、[レポート ビルダー 3.0] をクリックします。

    [作業の開始] ダイアログ ボックスが表示されます。

    注意

    [作業の開始] ダイアログ ボックスが表示されない場合は、[レポート ビルダー] ボタンの [新規作成] をクリックします。

  2. 左ペインで、[新しいレポート] が選択されていることを確認します。

  3. 右ペインで、[テーブルまたはマトリックス ウィザード] をクリックします。

1a. テーブル ウィザードでデータ接続を指定する

データ接続には、SQL Server データベースなどの外部データ ソースに接続するときに必要な情報が含まれます。通常、使用する接続情報と資格情報の種類はデータ ソースの所有者から提供されます。データ接続を指定するには、レポート サーバーの共有データ ソースを使用するか、このレポートでのみ使用する埋め込みデータ ソースを作成します。

このチュートリアルでは、埋め込みデータ ソースを使用します。共有データ ソースの使用の詳細については、「別の方法でデータ接続を取得する (レポート ビルダー 3.0)」を参照してください。

埋め込みデータ ソースを作成するには

  1. [データセットの選択] ページで [データセットを作成する] を選択し、[次へ] をクリックします。[データ ソースへの接続の選択] ページが開きます。

  2. [新規作成] をクリックします。[データ ソースのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [名前] に、データ ソースの名前として「ProductSales」と入力します。

  4. [接続の種類の選択] で、[Microsoft SQL Server] が選択されていることを確認します。

  5. [接続文字列] に次のテキストを入力します。<servername> には、SQL Server のインスタンスの名前を入力します。

    Data Source=<servername>
    
    注記注意

    接続文字列をチェックする前に、接続が有効であることを確認してください。これには、[すべてのプログラム] に進み、Microsoft SQL Server 2008 R2 フォルダーを開きます。[SQL Server Management Studio] をクリックし、[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスが表示されたら、サーバー名を選択して [接続] をクリックします。

    データベースからデータを取得する代わりに、データを指定するクエリを使用するため、接続文字列にデータベース名は含まれません。詳細については、「チュートリアルの前提条件 (レポート ビルダー 3.0)」を参照してください。

  6. 左ペインで [資格情報] クリックし、外部データ ソースへのアクセスに必要な資格情報を入力します。

  7. [OK] をクリックします。

    [データ ソースへの接続の選択] ページに戻ります。

  8. データ ソースに接続できることを確認するために、[接続テスト] をクリックします。

    "接続が正常に作成されました" というメッセージが表示されます。

  9. [OK] をクリックします。

  10. [次へ] をクリックします。

1b. テーブル ウィザードでクエリを作成する

レポートでは、クエリが事前に定義された共有データセットを使用するか、そのレポートでのみ使用する埋め込みデータセットを作成できます。このチュートリアルでは、埋め込みデータセットを作成します。

注意

このチュートリアルのクエリにはデータ値が含まれているため、外部のデータ ソースを必要としません。この場合、クエリが非常に長くなります。ビジネス環境でクエリにデータを含めることはありません。これは、学習に使用することのみを目的としています。

クエリを作成するには

  1. [クエリのデザイン] ページ (前の手順で [次へ] をクリックした後の既定のページ) で、リレーショナル クエリ デザイナーが開きます。このチュートリアルでは、テキスト ベースのクエリ デザイナーを使用します。

    [テキストとして編集] をクリックします。テキスト ベースのクエリ デザイナーは、クエリ ペインと結果ペインで構成されています。

  2. [クエリ] ボックスに、次の Transact-SQL クエリを貼り付けます。

    SELECT CAST('2009-01-05' AS date) as SalesDate, 'Accessories' as Subcategory, 
       'Carrying Case' as Product, CAST(9924.60 AS money) AS Sales, 68 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-06' AS date) as SalesDate, 'Accessories' as Subcategory,
       'Tripod' as Product, CAST(1350.00 AS money) AS Sales, 18 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-11' AS date) as SalesDate, 'Accessories' as Subcategory,
       'Lens Adapter' as Product, CAST(1147.50 AS money) AS Sales, 17 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-05' AS date) as SalesDate, 'Accessories' as Subcategory,
       'Mini Battery Charger' as Product, CAST(1056.00 AS money) AS Sales, 44 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-06' AS date) as SalesDate,  'Accessories' as Subcategory,
       'Telephoto Conversion Lens' as Product, CAST(1380.00 AS money) AS Sales, 18 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-06' AS date) as SalesDate,'Accessories' as Subcategory,  
       'USB Cable' as Product, CAST(780.00 AS money) AS Sales, 26 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-08' AS date) as SalesDate, 'Accessories' as Subcategory, 
       'Budget Movie-Maker' as Product, CAST(3798.00 AS money) AS Sales, 9 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-09' AS date) as SalesDate, 'Camcorders' as Subcategory, 
       'Business Videographer' as Product, CAST(10400.00 AS money) AS Sales, 13 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-10' AS date) as SalesDate, 'Camcorders' as Subcategory, 
       'Social Videographer' as Product, CAST(3000.00 AS money) AS Sales, 60 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-11' AS date) as SalesDate,  'Digital' as Subcategory, 
       'Advanced Digital' as Product, CAST(7234.50 AS money) AS Sales, 39 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-07' AS date) as SalesDate,  'Digital' as Subcategory, 
       'Compact Digital' as Product, CAST(10836.00 AS money) AS Sales, 84 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-08' AS date) as SalesDate,  'Digital' as Subcategory, 
       'Consumer Digital' as Product, CAST(2550.00 AS money) AS Sales, 17 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-05' AS date) as SalesDate, 'Digital' as Subcategory, 
       'Slim Digital' as Product, CAST(8357.80 AS money) AS Sales, 44 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-09' AS date) as SalesDate, 'Digital SLR' as Subcategory, 
       'SLR Camera 35mm' as Product, CAST(18530.00 AS money) AS Sales, 34 as Quantity
    UNION SELECT CAST('2009-01-07' AS date) as SalesDate, 'Digital SLR' as Subcategory, 
       'SLR Camera' as Product, CAST(26576.00 AS money) AS Sales, 88 as Quantity
    
  3. クエリ デザイナーのツール バーで、[実行] (!) をクリックします。

    クエリを実行し、その結果セットを SalesDate、Subcategory、Product、Sales、および Quantity フィールドに表示します。

    結果セットの列見出しはクエリの名前に基づきます。データセットの列見出しはフィールド名になり、レポートに保存されます。ウィザードを完了した後、レポート データ ペインを使用してデータセット フィールドのコレクションを表示できます。

  4. [次へ] をクリックします。

1c. テーブル ウィザードでデータをグループにまとめる

グループ化するフィールドを選択し、詳細データおよび集計データを表示する行と列を含むテーブルをデザインします。

データをグループにまとめるには

  1. [フィールドの配置] ページ (前の手順の最後で [次へ] をクリックしたときに表示されます) で、Product を [値] にドラッグします。

  2. Quantity を [値] にドラッグして、Product の下に配置します。

    Quantity は Sum 関数 (数値フィールドの既定の集計関数) を使用して自動的に集計されます。値は [Sum(Quantity)] です。

    ドロップダウン リストを開くと、使用可能なその他の集計関数が表示されます。集計関数は変更しないでください。

  3. Sales を [値] にドラッグして [Sum(Quantity)] の下に配置します。

    Sales は Sum 関数を使用して集計されます。値は [Sum(Sales)] です。

    手順 1. ~ 3. で、テーブルに表示するデータが指定されます。

  4. SalesDate を [行グループ] にドラッグします。

  5. Subcategory を [行グループ] にドラッグして SalesDate の下に配置します。

    手順 4. および 5. で、フィールドの値がまず日付でまとめられ、次にその日付の製品サブカテゴリでまとめられます。

  6. [次へ] をクリックします。

1d. テーブル ウィザードで小計行と合計行を追加する

グループを作成したら、フィールドの集計値を表示する行を追加して書式を設定できます。すべてのデータを表示するか、グループ化されたデータの展開と折りたたみをユーザーが対話的に行うことができるようにするかを選択できます。

小計と合計を追加するには

  1. [レイアウトの選択] ページの [オプション] で、[小計と総計を表示] が選択されていることを確認します。

  2. [ブロック、小計は下] が選択されていることを確認します。

    ウィザードのプレビュー ペインに、5 行を含むテーブルが表示されます。レポートを実行すると、各行は次のように表示されます。

    1. 1 行目はテーブルで 1 回表示され、列見出しを示します。

    2. 2 行目は販売注文の行アイテムごとに 1 回表示され、製品名、注文数量、および行の合計を示します。

    3. 3 行目は販売注文ごとに 1 回表示され、注文あたりの小計を示します。

    4. 4 行目は注文日ごとに 1 回表示され、1 日あたりの小計を示します。

    5. 5 行目はテーブルで 1 回表示され、総計を示します。

  3. [グループの展開/折りたたみ] オプションをオフにします。このチュートリアルで作成するレポートでは、ユーザーが親グループ階層を展開して子グループ行および詳細行を表示できるようにするドリル ダウン機能は使用されません。

  4. [次へ] をクリックします。

1e. テーブル ウィザードでスタイルを選択する

スタイルは、フォント スタイル、色、および罫線のスタイルを指定します。

テーブルのスタイルを指定するには

  1. [スタイルの選択] ページのスタイル ペインで、[オーシャン] を選択します。

    プレビュー ペインにそのスタイルのテーブルのサンプルが表示されます。

  2. 必要に応じて、他のスタイルをクリックして、そのスタイルが適用されたサンプルを表示します。

  3. [完了] をクリックします。

テーブルがデザイン画面に追加されます。テーブルには 5 列および 5 行が含まれています。行グループ ペインには、SalesDate、Subcategory、Details の 3 つの行グループが表示されます。詳細データは、データセット クエリによって取得されるすべてのデータです。

2.データに通貨の書式を設定する

既定では、Sales フィールドの集計データは通常の数値として表示されます。このフィールドを書式設定して、数値を通貨として表示します。書式設定したテキスト ボックスおよびプレースホルダー テキストのサンプル値を表示するには、[プレースホルダーのスタイル] の設定を切り替えます。

通貨フィールドを書式設定するには

  1. デザイン ビューに切り替えるには、[デザイン] をクリックします。

  2. [Sales] 列の 2 行目 (列見出しの次の行) のセルをクリックして下方向へドラッグし、[Sum(Sales)] が格納されたすべてのセルを選択します。

  3. [ホーム] タブの [数値] グループで、[通貨] ボタンをクリックします。セルの表示が、通貨の書式に変更されます。

    地域設定が英語 (米国) の場合、既定のサンプル テキストは $12,345.00 です。通貨値の例が表示されない場合は、デザイン ページに戻り、[数値] グループの [プレースホルダーのスタイル] をクリックし、[サンプルの値] をクリックします。

  4. [実行] をクリックして、レポートをプレビューします。

Sales の集計値が通貨として表示されます。

3.データに日付の書式を設定する

既定では、SalesDate フィールドには日付と時刻の情報が表示されます。このフィールドを書式設定して、日付のみを表示できます。

日付フィールドの書式を既定の書式に設定するには

  1. [デザイン] をクリックしてデザイン ビューに戻ります。

  2. [SalesDate] が格納されたセルをクリックします。

  3. リボンの [ホーム] タブの [数値] グループで、ドロップダウン リストから [日付] を選択します。

    セルに、日付の例として [2000/1/31] と表示されます。日付の例が表示されない場合は、[数値] グループの [プレースホルダーのスタイル] をクリックし、[サンプルの値] をクリックします。

  4. [実行] をクリックして、レポートをプレビューします。

SalesDate の値が、既定の日付の書式で表示されます。

日付の書式をカスタム書式に変更するには

  1. [デザイン] をクリックしてデザイン ビューに戻ります。

  2. [SalesDate] が格納されたセルをクリックします。

  3. [ホーム] タブの [数値] グループで、ダイアログ ボックス起動ツールをクリックします。

    起動ツールは、そのグループの右隅にある小さな矢印です。[テキスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [カテゴリ] ペインで、[日付] が選択されていることを確認します。

  5. [型] ペインで [2000 年 1 月 31 日] を選択します。

  6. [OK] をクリックします。 

    セルに、日付の例として [2000 年 1 月 31 日] と表示されます。

  7. [実行] をクリックして、レポートをプレビューします。

SalesDate の値が、月の数字ではなく月の名前で表示されます。

4.列幅を変更する

テーブルの各セルには、既定でテキスト ボックスが含まれます。テキスト ボックスは、ページを表示するときにテキストに合わせて垂直方向に拡張されます。表示されるレポートでは、各行がその行で最も高いテキスト ボックスの高さに拡張されます。デザイン画面の行の高さは、表示されるレポートの行の高さには影響しません。

各行の垂直方向の領域を小さくするには、列の幅を広げ、列で想定されるテキスト ボックスの内容が 1 行に収まるようにします。

テーブル列の幅を変更するには

  1. [デザイン] をクリックしてデザイン ビューに戻ります。

  2. テーブルをクリックし、列ハンドルおよび行ハンドルをテーブルの上部および横に表示します。

    テーブルの上と横のグレーのバーは、列および行ハンドルです。

  3. 列ハンドルの間の罫線をポイントします。カーソルが 2 方向の矢印の形状に変化します。列をドラッグして、目的のサイズに変更します。たとえば、製品名が 1 行に表示されるように Product 列を広げます。

  4. [実行] をクリックして、レポートをプレビューします。

5.レポート タイトルを追加する

レポート タイトルは、レポートの最上部に表示されます。レポート ヘッダーがあれば、そこにレポート タイトルを配置します。レポート ヘッダーを使用しない場合は、レポート本文の一番上のテキスト ボックスに配置します。このチュートリアルでは、自動的にレポート本文の一番上に配置されるテキスト ボックスを使用します。

テキストの語句や文字のフォントのスタイル、サイズ、および色を変更して、テキストをさらに強調することもできます。詳細については、「テキスト ボックス内のテキストを書式設定する方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

レポート タイトルを追加するには

  1. デザイン画面で、[クリックしてタイトルを追加] をクリックします。

  2. 「Product Sales」と入力し、テキスト ボックスの外側をクリックします。

  3. "Product Sales" が含まれているテキスト ボックスを右クリックし、[テキスト ボックスのプロパティ] をクリックします。

  4. [テキスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[フォント] をクリックします。

  5. [サイズ] ボックスの一覧の [18pt] を選択します。

  6. [色] ボックスの一覧の [コーンフラワー ブルー] を選択します。

  7. [太字] を選択します。

  8. [OK] をクリックします。

6.レポートを保存する

レポートをレポート サーバーまたは自分のコンピューターに保存します。レポート サーバーに保存しない場合は、Reporting Services のいくつかの機能 (レポート パーツ、サブレポートなど) が使用できなくなります。詳細については、「レポート サーバーと SharePoint レポート サーバー (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

レポート サーバーにレポートを保存するには

  1. レポート ビルダーのボタンの [名前を付けて保存] をクリックします。

  2. [最近使ったサイトとサーバー] をクリックします。

  3. レポートを保存する権限があるレポート サーバーの名前を入力するか選択します。

    "レポート サーバーに接続しています" というメッセージが表示されます。接続が完了すると、レポート サーバー管理者がレポートの既定の場所として指定したレポート フォルダーのコンテンツが表示されます。

  4. [名前] に入力されている既定の名前を「Product Sales」に置き換えます。

  5. [保存] をクリックします。

レポートがレポート サーバーに保存されます。接続しているレポート サーバーの名前がウィンドウ下部のステータス バーに表示されます。

コンピューターにレポートを保存するには

  1. レポート ビルダーのボタンの [名前を付けて保存] をクリックします。

  2. [デスクトップ][マイ ドキュメント]、または [マイ コンピューター] をクリックして、レポートを保存するフォルダーを参照します。

  3. [名前] に入力されている既定の名前を「Product Sales」に置き換えます。

  4. [保存] をクリックします。

7.レポートをエクスポートする

レポートは、Microsoft Excel や CSV (コンマ区切り) 形式など、別の形式にエクスポートすることができます。詳細については、「レポートのエクスポート (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

このチュートリアルでは、レポートを Excel にエクスポートします。また、レポートのプロパティを設定して、ブック見出しに独自の名前を指定します。

ブック見出しの名前を指定するには

  1. [デザイン] をクリックしてデザイン ビューに戻ります。

  2. レポート外の任意の場所をクリックします。

  3. プロパティ ペインで、InitialPageName プロパティを探し、「Product Sales Excel」と入力します。

    注意

    プロパティ ペインが表示されていない場合は、リボンの [表示] タブをクリックし、[プロパティ] をクリックします。

レポートを Excel にエクスポートするには

  1. [実行] をクリックして、レポートをプレビューします。

  2. リボンの [エクスポート] をクリックし、[Excel] をクリックします。

    [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. Documents フォルダーを参照します。

  4. [ファイル名] ボックスに「Product Sales Excel」と入力します。

  5. ファイルの種類が [Excel (*.xls)] であることを確認します。

  6. [保存] をクリックします。

Excel でレポートを表示するには

  1. Documents フォルダーを開き、Product Sales Excel.xls をダブルクリックします。

  2. ブック見出しの名前が「Product Sales Excel」であることを確認します。

次の手順

これで、基本的なテーブル レポートを作成する方法のチュートリアルは終了です。テーブルの詳細については、「テーブル、マトリックス、および一覧 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。