レポート サーバー コンテンツの管理
Reporting Services では、コンテンツ管理はレポート、モデル、フォルダ、リソース、および共有データ ソースの管理を指します。これらのすべてのアイテムは、プロパティおよびセキュリティの設定をとおして、個別に管理できます。アイテムは、レポート サーバー フォルダ名前空間内のさまざまな場所に移動できます。アイテムを効率的に管理するには、コンテンツ マネージャで実行されるタスクを理解しておく必要があります。
注 |
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コンテンツ管理はレポート サーバー管理とは異なります。レポート サーバーが実行されている環境の管理方法に関する詳細については、「管理 (Reporting Services)」および「配置 (ネイティブ モードの Reporting Services)」を参照してください。 |
コンテンツ管理には、次のタスクが含まれます。
Reporting Services で提供されるロールベースのセキュリティを適用することにより、レポート サーバー サイトおよびアイテムをセキュリティで保護します。
フォルダを追加、変更、および削除することにより、レポート サーバーのフォルダ階層を構造化します。
レポート サーバーで管理されるアイテムに適用する既定値およびプロパティを設定します。たとえば、レポート履歴の記憶域のポリシーを決定する、基準の最大値を設定できます。
レポート固有のデータ ソース接続の代わりに使用できる共有データ ソース アイテムを作成します。パブリッシャまたはコンテンツ マネージャは、たとえば、テスト データベースへの参照を運用データベースへの参照に置き換えるために、最初にレポートで定義されたものとは異なるデータ ソースを選択できます。
レポート固有のスケジュールやサブスクリプション固有のスケジュールに置き換えて使用できる共有スケジュールを作成します。時間経過に伴うスケジュール情報の管理がより簡単になります。
データ ストアからデータを取得することにより受信者の一覧を生成する、データ ドリブン サブスクリプションを作成します。
レポート処理のスケジュールを設定し、要求時に実行できるレポート処理とキャッシュから読み込まれるレポート処理を指定することにより、サーバーに対するレポート処理の要求を分散させます。
管理タスクを実行するための権限は、システム管理者とコンテンツ マネージャという、事前定義された 2 つのロールを通じて提供されます。レポート サーバーのコンテンツを効率よく管理するためには、両方のロールに割り当てられている必要があります。これらの事前定義されたロールの詳細については、「システム管理者ロール」および「コンテンツ マネージャー ロール」を参照してください。
レポート サーバーのコンテンツを管理するためのツールとして、Management Studio とレポート マネージャがあります。Management Studio では、既定値を設定したり機能を有効にしたりできます。レポート マネージャでは、レポート サーバーのアイテムや操作に対するアクセス権を付与できます。また、レポートをはじめとする各種のコンテンツ、さらに、すべての共有アイテムとレポート配信機能を表示および使用できます。
このセクションの内容
フォルダーの管理
フォルダの作成、変更、および削除方法、およびフォルダへのアイテムの追加方法について説明します。レポートの管理
レポート処理およびレポートの管理に関する情報を提供します。レポート履歴の管理
以前生成したレポートの記憶域を作成および管理する方法について説明します。個人用レポートの管理
個人用のユーザー作業領域でコンテンツを管理できるようにする個人用レポート機能を有効にしたり管理したりする方法について説明します。レポート モデルの管理
アドホック レポートを構築および実行するために使用されるモデルの管理に関する情報を提供します。リソースの管理
リソースとリソースの管理について説明します。レポート データ ソースの管理
共有データ ソースを作成して管理する方法、および、パブリッシュされたレポートのデータ ソース プロパティを設定する方法について説明します。
関連項目