SetDataTypeProperties メソッド

IDTSOutputColumn100 オブジェクトの複数のデータ型プロパティを同時に設定します。

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline.Wrapper
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.DTSPipelineWrap (Microsoft.SqlServer.DTSPipelineWrap.dll)

構文

'宣言
Sub SetDataTypeProperties ( _
    eDataType As DataType, _
    lLength As Integer, _
    lPrecision As Integer, _
    lScale As Integer, _
    lCodePage As Integer _
)
'使用
Dim instance As IDTSOutputColumn100
Dim eDataType As DataType
Dim lLength As Integer
Dim lPrecision As Integer
Dim lScale As Integer
Dim lCodePage As Integer

instance.SetDataTypeProperties(eDataType, _
    lLength, lPrecision, lScale, lCodePage)
void SetDataTypeProperties(
    DataType eDataType,
    int lLength,
    int lPrecision,
    int lScale,
    int lCodePage
)
void SetDataTypeProperties(
    [InAttribute] DataType eDataType, 
    [InAttribute] int lLength, 
    [InAttribute] int lPrecision, 
    [InAttribute] int lScale, 
    [InAttribute] int lCodePage
)
abstract SetDataTypeProperties : 
        eDataType:DataType * 
        lLength:int * 
        lPrecision:int * 
        lScale:int * 
        lCodePage:int -> unit 
function SetDataTypeProperties(
    eDataType : DataType, 
    lLength : int, 
    lPrecision : int, 
    lScale : int, 
    lCodePage : int
)

パラメーター

説明

このメソッドのパラメータは、このメソッドを使用して値が設定される IDTSOutputColumn100 オブジェクトの個別の読み取り専用プロパティです。これらのプロパティの値は相互に依存するので、このメソッドが必要です。このメソッドはこれらのプロパティを個別に更新するメカニズムを提供し、データ フローが依存関係を適用できるようにします。eDataType パラメータは、パラメータ値に対して実行する他のチェックを決定するために使用されます。

次の表は、出力列のデータ型プロパティを設定するときに適用される依存関係を示します。

データ型

長さ

小数点以下桁数

有効桁数

コード ページ

DT_DECIMAL

適用されません。

0 以上で 28 以下です。

適用されません。

適用されません。

DT_NUMERIC

適用されません。

0 以上で 38 以下、また指定した有効桁数以下です。

1 以上で 38 以下です。

適用されません。

DT_BYTES

0 より大で 8000 以下です。

適用されません。

適用されません。

適用されません。

DT_DBTIME2

DT_DBTIMESTAMP2

DT_DBTIMESTAMPOFFSET

適用されません。

0 以上で 7 以下です。

適用されません。

適用されません。

DT_STR

0 より大で 8000 以下です。

適用されません。

適用されません。

0 以外です。

DT_TEXT

適用されません。

適用されません。

適用されません。

0 以外です。

DT_WSTR

0 より大で 4000 以下です。

適用されません。

適用されません。

適用されません。

Integration Services のデータ型およびそのプロパティの詳細については、「Integration Services のデータ型」を参照してください。

SQL Server データベース エンジンでサポートされているコードページの概要、およびコードページ値の一部を示した一覧については、「コード ページのアーキテクチャ」を参照してください。

SetDataTypeProperties メソッドの使用方法の簡単な説明とデモについては、「カスタム変換元コンポーネントの開発」、「同期出力型のカスタム変換コンポーネントの開発」、および「非同期出力型のカスタム変換コンポーネントの開発」を参照してください。