インデックスの再構築タスク

インデックスの再構築タスクでは、SQL Server データベースのテーブルおよびビュー内のインデックスを再構築します。インデックスの管理の詳細については、「インデックスの再編成と再構築」を参照してください。

インデックスの再構築タスクを使用すると、パッケージは単一データベースまたは複数のデータベース内のインデックスを再構築できます。このタスクにより単一データベース内のインデックスのみを再構築する場合、タスクによってインデックスを再構築するビューおよびテーブルを選択できます。

このタスクは、次のインデックス再構築オプションを付けて ALTER INDEX REBUILD ステートメントをカプセル化します。

  • FILLFACTOR のパーセント値を指定するか、または FILLFACTOR の元の値を使用します。

  • PAD_INDEX = ON と設定すると、FILLFACTOR で指定された空き容量がインデックスの中間レベル ページに割り当てられます。

  • SORT_IN_TEMPDB = ON と設定すると、インデックスの作成に使用された並べ替えの途中結果が tempdb に格納されます。並べ替えの途中結果が OFF に設定されている場合、インデックスと同じデータベースに結果が保存されます。

  • IGNORE_DUP_KEY = ON と設定すると、UNIQUE 制約に違反するレコードを含む複数行の挿入操作を行う場合に、UNIQUE 制約に違反しないレコードを挿入できるようになります。

  • ONLINE = ON と設定すると、テーブルをロックしたままにせず、インデックスの再構築中に基になるテーブルに対するクエリまたは更新を行えるようになります。

注意注意

オンラインでのインデックス操作は、SQL Server Developer Edition、Evaluation Edition、および Enterprise Edition でのみ使用できます。

ALTER INDEX ステートメントおよびインデックスの再構築オプションの詳細については、「ALTER INDEX (Transact-SQL)」を参照してください。

重要な注意事項重要

実行する Transact-SQL ステートメントを作成するためにタスクが費やす時間は、タスクが再構築するインデックス数に比例します。多数のインデックスを含むデータベースのすべてのテーブルおよびビュー内のインデックスの再構築、または複数のデータベース内のインデックスの再構築を実行するようにタスクが構成されている場合、タスクが Transact-SQL ステートメントを生成するには非常に長い時間がかかることがあります。

インデックスの再構築タスクの構成

プロパティは、SSIS デザイナから設定できます。このタスクは、SSIS デザイナの [ツールボックス][メンテナンス プランのタスク] に表示されます。

SSIS デザイナで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックを参照してください。

[インデックスの再構築タスク] (メンテナンス プラン)

SSIS デザイナでこれらのプロパティを設定する方法については、次のトピックを参照してください。

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

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