シーケンス コンテナ

シーケンス コンテナは、パッケージ制御フローのサブセットである制御フローを定義します。シーケンス コンテナは、パッケージを複数の個別の制御フローにグループ化します。各制御フローには、パッケージ制御フロー全体の中で実行される、1 つ以上のタスクおよびコンテナが含まれます。

シーケンス コンテナを使用すると、次のような多くの利点があります。

• タスクのグループを無効にして、パッケージ制御フローの 1 つのサブセットに集中してパッケージをデバッグできるようにします。

• 個別のタスクではなくシーケンス コンテナ上でプロパティを設定することにより、複数タスクのプロパティを 1 か所で管理します。

• 関連タスクおよびコンテナのグループが使用する、変数の範囲を指定します。

シーケンス コンテナ上でトランザクションの属性を設定し、パッケージ制御フローのサブセットのトランザクションを定義できます。この方法により、より細かなレベルでトランザクションを管理できます。たとえば、シーケンス コンテナに 2 つの関連タスクが含まれ、1 つはテーブル内のデータを削除するタスクで、もう 1 つはテーブルにデータを挿入するタスクの場合、挿入アクションが失敗した場合に削除アクションをロールバックするようにトランザクションを構成できます。詳細については、「パッケージへのトランザクションの組み込み」を参照してください。