データ フローにデータ ビューアを追加する方法

このトピックでは、データ フローにデータ ビューアを追加して構成する方法について説明します。データ ビューアには、2 つのデータ フロー コンポーネント間を移動するデータが表示されます。たとえば、データ ビューアでは、データ ソースから抽出されたデータを、データ フローの変換で変更される前の状態で表示できます。

データ ビューアをパッケージに追加するには、パッケージにデータ フロー タスクが含まれていて、少なくとも 2 つのデータ フロー コンポーネントが接続されている必要があります。

データ フローにデータ ビューアを追加するには

  1. Business Intelligence Development Studio で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。

  3. アクティブになっていない場合は、[制御フロー] タブをクリックします。

  4. データ ビューアをアタッチするデータ フローに対応するデータ フロー タスクをクリックし、[データ フロー] タブをクリックします。

  5. 2 つのデータ フロー コンポーネント間のパスを右クリックし、[データ ビューア] を選択します。

  6. [データ フロー パス エディタ] ダイアログ ボックスで [データ ビューア] をクリックしてから、[追加] をクリックします。

  7. [データ ビューアの構成] ダイアログ ボックスで、次のいずれかの操作を行います。

    • [グリッド] をクリックし、[グリッド] タブをクリックして、データ ビューアで表示する列を選択します。既定では、表示可能なすべての列が選択され、[表示する列] の一覧に表示されます。表示しない列は、選択してから左矢印をクリックして、[未使用の列] の一覧に移動させます。

      注意注意

      グリッドでは、DT_DATE、DT_DBTIME2、DT_FILETIME、DT_DBTIMESTAMP、DT_DBTIMESTAMP2、および DT_DBTIMESTAMPOFFSET の各データ型を表す値は、ISO 8601 に従って書式設定された文字列として表示され、T 区切りが空白区切りに置き換わります。DT_DATE データ型および DT_FILETIME データ型を表す値には、秒の小数部を表す 7 桁が含まれています。DT_FILETIME データ型では秒の小数部が 3 桁のみ格納されるため、残りの 4 桁についてはグリッドに 0 が表示されます。DT_DBTIMESTAMP データ型を表す値には、秒の小数部を表す 3 桁が含まれています。DT_DBTIME2、DT_DBTIMESTAMP2、および DT_DBTIMESTAMPOFFSET の各データ型を表す値については、秒を表す小数点以下桁数が、列のデータ型で指定された小数点以下桁数と一致します。ISO 8601 形式の詳細については、「日付および時刻の形式」および「日時データの使用」を参照してください。データ型の詳細については、「Integration Services のデータ型」を参照してください。

    • [ヒストグラム] をクリックし、[ヒストグラム] タブをクリックして、ヒストグラムでモデル化する列を選択します。ヒストグラム グラフには、数値データのみを使用でき、一度に 1 列のみ表示可能です。

    • [散布図 (x,y)] をクリックし、[散布図 (x,y)] タブをクリックして、散布図に表示する X 軸の列と Y 軸の列を選択します。散布図グラフには、数値データのみを使用できます。

    • [縦棒グラフ] をクリックし、[縦棒グラフ] タブをクリックして、縦棒グラフでモデル化する列を選択します。縦棒グラフでモデル化できる列は一度に 1 列のみです。

  8. [OK] をクリックします。

  9. 別のデータ ビューアを構成するには、手順 7. を繰り返します。

  10. [OK] をクリックします。

  11. パッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。