パッケージへの拡張機能の追加

Integration Services には、Integration Services パッケージの機能拡張に使用できる多くの機能が用意されています。基本的なパッケージの構築が終了した後で、パッケージの堅牢性と柔軟性を高め、トラブルシューティングを容易にする機能を追加したい場合があります。

パッケージには次の機能を追加できます。

  • 実行時のパッケージに関する情報を取得するログ記録。パッケージのパフォーマンスおよび障害のトラブルシューティングが容易になります。

  • データの整合性を保証するトランザクション。パッケージで複数の操作を実行する場合にコミットとロールバックをサポートします。

  • パッケージ全体のワークフローを再実行する代わりに、失敗が発生した時点からパッケージを再開できるチェックポイント。

  • スクリプトに値を渡したり、SQL ステートメントにパラメータの値を提供したり、式の評価結果を修正したりする変数。

  • 列の値や、パッケージおよびパッケージ オブジェクトのプロパティを更新する式およびプロパティ式。

  • 参照変換などのデータ フロー コンポーネントがメモリ内の参照テーブルを作成するために使用するクエリ。

次の表に、パッケージの拡張機能に関連するトピックの一覧を示します。

トピック

説明

パッケージへのログ機能の実装

ログ プロバイダの概要、パッケージにログを追加する方法、およびログ オプションを構成する方法について説明します。

パッケージへのトランザクションの組み込み

データの整合性を保証し、ロールバックを管理するトランザクションをパッケージで使用する方法について説明します。

パッケージでのチェックポイントの使用

チェックポイントと、チェックポイントをパッケージに実装してパッケージを再開できるようにする方法について説明します。

パッケージでの変数の使用

パッケージで変数を使用する場合のさまざまな方法について説明します。

パッケージでの式の使用

パッケージで式を使用する場合のさまざまな方法について説明します。

パッケージでのプロパティ式の使用

プロパティ式と、プロパティ式を使用してパッケージのプロパティの値を更新する方法について説明します。

パッケージでのクエリの使用

クエリ ビルダ、およびクエリ文を作成するためのその他の方法について説明します。

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