モデルの処理

レポート モデルは、データ ソースとそのリレーションシップを記述したメタデータです。レポート ビルダを使用してレポートを作成するには、まず SQL Server データベース、SQL Server 2005 以降の Analysis Services キューブ、またはバージョン 9.2.0.3 以降を実行する Oracle データベースに基づいて、レポート モデルを作成する必要があります。モデルを作成するには、モデル デザイナ、レポート マネージャ、または MicrosoftOffice SharePoint Server 2007 を使用します。モデル デザイナでは、SQL Server または Oracle データベースに基づくモデルを柔軟にデザインできます。モデル デザイナを使用すると、適用するルールをモデル生成処理中に選択したり、モデルとその基になっているデータ ソース ビューを変更することができます。レポート マネージャまたは Office SharePoint Server を使用すると、SQL Server データベース、Oracle データベース、または Analysis Services キューブに基づくモデルを生成できます。ただし、モデル デザイナで編集できるのは、Oracle と SQL Server に基づくモデルだけです。

注意注意

Analysis Services キューブから生成したモデルでは、キューブに変更が加えられた場合はモデルを再生成する必要があります。Analysis Services のキューブに基づくモデルの効率を高めるには、キューブ内で変更を加えることをお勧めします。AS キューブのモデル生成のルールについては、「キューブ ベースのレポート モデルのデザイン」を参照してください。

ツールの比較

次の表に、レポート モデルを作成するために利用可能なツールの比較を示します。SQL Server データベースおよび Oracle データベースに基づくモデルは、生成時に使用されたツールに関係なくモデル デザイナで編集できます。

ツール

SQL Server データベース

Analysis Services キューブ

Oracle データベース

Teradata データベース

モデル デザイナ

必須

指定なし

必須

必須

レポート マネージャ

必須

必須

必須

必須

SharePoint Server

必須

必須

必須

指定なし

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