作業 4: パッケージへのデータ フロー タスクの追加

前の実習では、データ ソースおよび変換先データに接続するための接続マネージャを作成しました。次の実習では、パッケージにデータ フロー タスクを追加します。データ フロー タスクには、変換元と変換先の間でデータを移動させるデータ フロー エンジンがカプセル化されており、データを移動する際に、変換、クリーン、修正を行うことができます。抽出、変換、読み込み (ETL) プロセスのほとんどが、このデータ フロー タスクで実行されます。

注意注意

SQL ServerIntegration Services では、データ フローと制御フローが切り離されています。データ フローが制御フローから独立しているという点で、Integration Services のデータ変換サービスは MicrosoftSQL Server 2000 のそれと大きく異なります。

データ フロー タスクを追加するには

  1. [制御フロー] タブをクリックします。

  2. [ツールボックス][制御フロー項目] を展開し、[データ フロー タスク][制御フロー] タブのデザイン画面までドラッグします。

  3. [制御フロー] デザイン画面で、新しく追加した [データ フロー タスク] を右クリックし、[名前の変更] をクリックします。新しい名前として「Extract Sample Currency Data」と入力します。

    デザイン画面に追加するすべてのコンポーネントに一意な名前を付けるようにしましょう。使いやすさと管理しやすさを考慮し、各コンポーネントの機能がわかるような名前を付けます。このような方法で名前を付けておけば、自己文書化された Integration Services パッケージを作成できます。パッケージを文書化するには、注釈を使用する方法もあります。注釈の詳細については、「パッケージの注釈の使用」を参照してください。

  4. [データ フロー タスク] を右クリックして [プロパティ] をクリックし、[プロパティ] ウィンドウで LocaleID プロパティが [英語 (米国)] に設定されていることを確認します。

このレッスンの次の作業

作業 5: フラット ファイル ソースの追加と構成

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

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関連項目

概念