Synchronize 要素 (XMLA)

MicrosoftSQL ServerAnalysis Services データベースを、既存の他のデータベースと同期させます。

構文

<Command>
   <Synchronize>
      <Source>...</Source>
      <SynchronizeSecurity>...</SynchronizeSecurity>
      <ApplyCompression>...</ApplyCompression>
      <Locations>...</Locations>
   </Synchronize>
</Command>

要素の特性

特性

説明

データ型と長さ

なし

既定値

なし

カーディナリティ

0-n : 省略可能な要素で、出現する場合は複数回の出現が可能です

要素の関係

関係

要素

親要素

Command

子要素

ApplyCompressionLocationsSourceSynchronizeSecurity

説明

Synchronize コマンドは、同期先データベースを、Source 要素で指定された同期元インスタンスおよびデータベースと同期させます。さらに、Synchronize コマンドは同期元データベース上に定義されたリモート パーティションを同期させることもできます。

Synchronize コマンドは、バックアップ ファイルに保存されたオブジェクトのストレージ モードに応じて、次の表のように情報を同期します。

ストレージ モード

情報

多次元 OLAP (MOLAP)

同期元のデータ、集計、およびメタデータ

ハイブリッド OLAP (HOLAP)

集計とメタデータ

リレーショナル OLAP (ROLAP)

メタデータ

Synchronize コマンドの実行中に、同期元データベースに読み取りロックが設定され、同期先データベースに書き込みロックが設定されます。Synchronize コマンドが完了した後、両者のロックは解放されます。

データベースの同期の詳細については、「データベースのバックアップ、復元、および同期 (XMLA)」を参照してください。