レッスン 2 : xsd ツールを使用して RDL スキーマからクラスを作成
Visual Studio プロジェクトを作成したら、次はレポート定義スキーマのローカル コピーを取得して、XML スキーマ定義ツール (Xsd.exe) を実行します。
RDL クラスを生成するには
Microsoft Internet Explorer (または同等の Web ブラウザー) のインスタンスを開き、次の URL に移動します。
https://schemas.microsoft.com/sqlserver/reporting/2010/01/reportdefinition/ReportDefinition.xsd
ブラウザー内に RDL スキーマが表示されたら、[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックします。
Visual Studio プロジェクトを作成した場所に移動して、スキーマをファイル名 ReportDefinition.xsd として保存します。
ファイルを保存した後、Visual Studio 2010 コマンド プロンプトのインスタンスを開きます。 コマンド プロンプトのインスタンスを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft Visual Studio 2010]、[Visual Studio ツール] の順にポイントし、[Visual Studio コマンド プロンプト (2010)] をクリックします。
現在のパスを、ReportDefinition.xsd ファイルを保存した場所に変更します。
CD\<ReportDefinition.xsd Path>
次のコマンドを使用して、RDL スキーマのクラスを含む ReportDefinition.cs ファイルを生成します。
xsd /c /n:SampleRDLSchema ReportDefinition.xsd
ReportDefinition.vb ファイルを生成するには、次のコマンドを使用します。
xsd /c /l:VB /n:SampleRDLSchema ReportDefinition.xsd
プロジェクトに ReportDefinition.xsd を追加します。 [プロジェクト] メニューの [既存項目の追加] をクリックし、 ReportDefinition.xsd ファイルの場所に移動して、ReportDefinition.xsd を選択し、[追加] をクリックします。
注 ReportDefinition.xsd ファイルをプロジェクトに追加した後、ソリューション エクスプローラーで確認すると、ReportDefinition.cs (.vb) ファイルが表示されていません。 ファイルを表示するには、ReportDefinition.xsd ファイルの横にある展開/折りたたみのボタンをクリックします。
次のレッスン
次のレッスンでは、RDL スキーマから生成したクラスを使って、レポート サーバーからレポート定義を読み込むコードを作成します。 「レッスン 3 : レポート サーバーからのレポート定義の読み込み」を参照してください。
関連項目
タスク
RDL スキーマから生成されたクラスを使ったレポートの更新 (SSRS チュートリアル)