Analysis Services
Analysis Services は、Excel、PerformancePoint、Reporting Services などのビジネス インテリジェンス アプリケーションでの意志決定支援に使用される分析データベースの構築と配置に利用できる、さまざまなソリューションを備えています。 Analysis Services ソリューションの基盤は、ビジネス インテリジェンス セマンティック データ モデルと、そのモデルのオブジェクトに対してインスタンス化、処理、クエリ、および管理を実行するサーバー インスタンスです。
モデルはトランザクション データベースなどのデータ ストアで収集済みの履歴データを基に構築された後、メタデータの注釈が付けられます。このメタデータを利用して、アドホック クエリやカスタム レポートのビジネス データの測定、操作、および比較を実行できます。 モデルを設計したら、Analysis Services サーバーにデータベースとして配置します。これは、Excel などのツールを使用してサーバーに接続する認証済みユーザーが利用できます。
今回のリリースの Analysis Services で追加された重要な新機能は、新しいテーブル モデルの手法です。リレーショナル データを扱うことに慣れているビジネス アナリストであれば、この手法を容易に理解できます。 テーブル モデルは、キューブとディメンションではなくテーブルとリレーションシップを使用するビジネス インテリジェンス セマンティック モデルを構築する点が異なります。 テーブル モデルの手法の詳細、および今回のリリースの Analysis Services のその他の新機能の詳細については、次のリンクをクリックしてください。
Analysis Services - ビジョンとロードマップの更新
Analysis Services インスタンスは、さまざまな種類のソリューションに最適化されたメモリおよびストレージのアーキテクチャをサポートするモードで配置されます。 多次元とテーブルのどちらかを選択することができます。 また、PowerPivot for SharePoint もインストールすることができます。これには独自のサーバー モードがあり、内部で設定されています。 各サーバー モードは相互に独立しています。各モードで、そのモダリティでのみ実行できる特定の種類の分析データベースがサポートされます。
Analysis Services に関する基本ドキュメントは、作成するプロジェクトの種類に対応するセクション別に分類されます。 それぞれのモードまたは機能領域の詳細については、次のリンクから選択してください。
領域ごとのコンテンツの参照
サーバー モードまたはソリューション タイプごとの機能 (SSAS)