conflict_<schema>_<table> (Transact-SQL)
conflict_<schema>_<table> テーブルには、ピア ツー ピア レプリケーションの競合する行に関する情報が格納されます。 競合テーブルはパブリケーション内のレプリケートされたテーブルごとに存在し、競合テーブルの名前にはスキーマとアーティクルの名前が付加されます。 このアーティクル固有の競合テーブルは、各パブリケーション データベースに保存されます。
ピア ツー ピア レプリケーションの場合、ディストリビューション エージェントは、競合を検出すると既定で停止します。 競合エラーはエラー ログに記録されますが、競合データは競合テーブルに記録されないため、競合データを表示できません。 ディストリビューション エージェントが実行の継続を許可されている場合は、競合が検出された各ノードで、競合がローカルでログに記録されます。 詳細については、「ピア ツー ピア レプリケーションにおける競合検出」の「競合の処理」を参照してください。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
__$originator_id |
int |
競合する変更が発生したノードの ID です。 ID を確認するには、sp_help_peerconflictdetection を実行します。 |
__$origin_datasource |
int |
競合する変更が発生したノードです。 |
__$tranid |
nvarchar (40) |
__$origin_datasource で適用されたときの競合する変更のログ シーケンス番号 (LSN) です。 |
__$conflict_type |
int |
競合の種類。次の値のいずれかです。
|
__$is_winner |
bit |
このテーブルの行が競合で優先されるかどうか (ローカル ノードに適用されるかどうか) を示します。 |
__$pre_version |
varbinary (32) |
競合する変更が発生したデータベースのバージョンです。 |
__$reason_code |
int |
競合の解決コード。 次の値のいずれかです。
詳細については、__$reason_text を参照してください。 |
__$reason_text |
nvarchar (720) |
競合の解決。 次の値のいずれかです。
|
__$update_bitmap |
varbinary (32) |
更新 - 更新の競合が発生した場合にどの列が更新されたかを示すビットマップです。 |
__$inserted_date |
datetime |
競合する行がこのテーブルに挿入された日時です。 |
__$row_id |
timestamp |
競合の原因となった行に関連付けられている行バージョンです。 |
__$change_id |
binary (8) |
ローカル行の場合、この値はローカル行と競合している挿入行の __$row_id に等しくなります。 挿入行の場合、この値は NULL です。 |
<ベース テーブル列の名前> |
<ベース テーブル列の型> |
この競合テーブルにはベース テーブルの列ごとに 1 行のデータが格納されます。 |