MINUTE 関数

指定された日時の値の分を 0 ~ 59 の数値で返します。

構文

MINUTE(<datetime>)

パラメーター

項目

定義

datetime

datetime 値か、許容される時刻形式のテキスト (16:48:00、4:48 PM など)。

戻り値

0 ~ 59 の整数。

説明

シリアル値の形式で日付と時刻を保存する Microsoft Excel とは異なり、DAX では日付と時刻に datetime データ型を使用します。 MINUTE 関数に datetime 値を指定する方法としては、日付と時刻が格納されている列を参照する方法、日付/時刻関数を使用する方法、および日付と時刻を返す式を使用する方法があります。

datetime 引数が日付と時刻のテキスト表現である場合、関数は、クライアント コンピューターのロケールおよび日付と時刻の設定を使用してテキスト値を解釈し、変換を行います。 多くのロケールでは、時刻区切り記号としてコロン (:) を使用しているので、時刻区切り記号にコロンを使用している入力テキストは、正しく解析されます。 結果を理解するため、使用しているロケール設定を確認してください。

使用例

次の例では、Orders テーブルの TransactionTime 列に格納されている値から、分が返されます。

=MINUTE(Orders[TransactionTime])

次の例では、時刻 1:45 PM の分の部分である 45 が返されます。

=MINUTE("March 23, 2008 1:45 PM")

関連項目

参照

HOUR 関数

YEAR 関数

SECOND 関数

その他の技術情報

日付と時刻の関数 (DAX)