YEAR 関数

日付の年を 4 桁の整数として返します。範囲は 1900 ~ 9999 です。

構文

YEAR(<date>)

パラメーター

項目

定義

date

目的の年を含む、datetime 形式またはテキスト形式の日付。

戻り値

1900 ~ 9999 の整数。

説明

シリアル値として日付を保存する Microsoft Excel とは異なり、DAX では日付および時刻の処理に datetime データ型を使用します。

日付の入力には、DATE 関数か、他の数式または関数の結果を使用する必要があります。 "2007 年 3 月 3 日" や "Mar-3-2003" のように、許容されるテキスト表現で日付を入力することもできます。

YEAR、MONTH、DAY の各関数で返される値は、入力された日付値の表示形式と関係なく、グレゴリオ暦の値となります。 たとえば、入力された日付の表示形式に Hijri 歴が使用されていても、YEAR、MONTH、DAY の各関数で返される値は、グレゴリオ暦での日付に対応する値となります。

日付引数が日付のテキスト表現である場合、関数は、クライアント コンピューターのロケールおよび日付と時刻の設定を使用してテキスト値を解釈し、変換を行います。 文字列の形式が現在のロケール設定と互換性がない場合、エラーが発生することがあります。 たとえば、日付が月/日/年の形式で定義されているロケールで日/月/年の形式で日付を指定すると、"25/1/2009" が 2009 年 1 月 25 日と解釈されず無効な日付とし解釈されます。

使用例

次の例では、2007 が返されます。

=YEAR("March 2007")

例: 式の結果としての日付

説明

次の例では、今日の日付の年が返されます。

コード

=YEAR(TODAY())

関連項目

参照

HOUR 関数

MINUTE 関数

YEAR 関数

SECOND 関数

その他の技術情報

日付と時刻の関数 (DAX)