データの更新 (Excel 用 MDS アドイン)

マスター データ サービス Excel 用アドインでは、MDS リポジトリから最新の情報を取得する必要があるときに、新しいワークシートを開くことなくデータを更新できます。 すべてのセルを更新することも、選択したセルだけを更新することもできます。 これは、カスタム式や MDS で管理されないその他のデータを含む列を挿入し、そのデータを保存する必要がある場合に便利です。

MDS によって管理されるデータを更新できる場合

アクティブなワークシートに MDS によって管理されるデータが既に含まれている場合、アクティブなワークシート内の MDS によって管理されるデータを更新できます。 属性値を変更した場合や、メンバーをワークシートに追加した場合は、更新する前に変更をパブリッシュする必要があります。

選択範囲の更新

すべてのセルを更新することも、選択したセルだけを更新することもできます。 選択するセルは連続している必要があります。 連続した一連のセルが選択されると、そのセット内にある MDS によって管理されるセルは、サーバー上に現在格納されている値を表示するために更新されます。 MDS によって管理されていない未変更の行および列は、まったく影響を受けません。

MDS によって管理されるデータを更新したときの処理

Excel 用アドインでデータを更新したときに、シート内の MDS によって管理されるデータがどのように処理されるかは、データを最後に読み込んだ後に MDS リポジトリで行った変更の内容によります。

  • 新しいメンバーをリポジトリに追加した場合は、そのメンバーがワークシートの末尾に追加され、緑色で強調表示されます。

  • リポジトリからメンバーを削除した場合は、そのメンバーがワークシートから削除されます。

  • MDS リポジトリで属性値を変更した場合は、MDS リポジトリのその値を使用して、ワークシート内の値が更新されます。 セルの色は変化しません。

注記注意
  • アクティブなワークシートで、MDS によって管理されるデータ下の行に管理されないデータが存在する場合、管理されないデータが上書きされることがあります。 これは、シートを更新して、管理されないデータと重複する、MDS によって管理されるデータの新しい行を追加した場合に発生します。

  • 更新すると、MDS によって管理されるセルのコメントは削除されます。

MDS によって管理されるデータを更新する方法

リボンの [接続と読み込み] グループの [更新] ボタンには、[すべて更新][選択範囲を更新] の 2 つのオプションがあります。 このリボン ボタンの既定アクションは、[すべて更新] です。 シート全体をサーバーの値に更新するには、[更新] ボタンをクリックするか、[すべて更新] オプションを選択します。 シート内のいくつかのセルのみを更新するには、該当するセルを選択し (1 つの連続する範囲である必要があります)、[選択範囲を更新] オプションを選択します。

関連タスク

タスクの説明

トピック

マスター データ サービス データベースへの接続を作成します。

MDS リポジトリへの接続 (Excel 用 MDS アドイン)

MDS データを Excel に読み込みます。

MDS から Excel へのデータの読み込み

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