データの読み込み (Excel 用 MDS アドイン)

マスター データ サービス Excel 用アドインでは、データを使用する前に、MDS リポジトリから Excel ワークシートにデータを読み込む必要があります。 データの操作が完了したら、そのデータを他のユーザーが共有できるように MDS リポジトリにパブリッシュします。

読み込むことができるデータは、アクセスする権限があるデータに限定されます。 データにアクセスする権限は、マスター データ マネージャー Web アプリケーションで設定するか、プログラムによって設定します。

大量のデータを読み込む場合は、読み込みに長時間かかる可能性があるデータのときに表示される警告を設定できます。 この操作を行うには、[オプション] グループの [設定] をクリックします。 [データ] タブで、[大きなデータ セットの場合にフィルター警告を表示する] を選択します。

注意
MDS が有効なブックは、Excel 用 MDS アドインを使用している Excel でのみ開き、更新する必要があります。 MDS Excel アドインがインストールされていないコンピューター上の Excel で、MDS が有効なブックを開くことはサポートされていませんし、ブック ファイルを破損する可能性があります。 他のユーザーとデータを共有したい場合は、ワークシートを保存して電子メールで送信するのではなく、ショートカット クエリ ファイルをそのユーザーに電子メールで送信します。 クエリの詳細については、「ショートカット クエリ ファイルの電子メールでの送信 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

データのフィルター処理

読み込み前にデータをフィルター処理して、ダウンロードするデータの量を制限できます。 これには、読み込む属性 (列)、属性を表示する順序、および使用するメンバー (データ行) の選択が含まれます。 詳細については、「読み込み前のデータのフィルター処理 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

自動接続とよく使用するデータの読み込み

常に同じサーバーに接続して同じデータ セットを読み込む場合は、接続およびフィルター情報を含むショートカット クエリ ファイルを作成できます。 クエリ ファイルの詳細については、「ショートカット クエリ ファイル (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

データの更新

MDS リポジトリのデータは、読み込んだ後に他のユーザーによって更新される場合があります。 このようなデータを取得しても、MDS データ以外のデータに加えた変更は失われません。 詳細については、「データの更新 (Excel 用 MDS アドイン)」を参照してください。

関連タスク

関連コンテンツ

• 接続 (Excel 用 MDS アドイン)

• ショートカット クエリ ファイル (Excel 用 MDS アドイン)

• Microsoft Excel 用マスター データ サービス アドイン

• セキュリティ (Master Data Services)