MDSCHEMA_MEASURES 行セット

キューブ内の各メジャーについて記述します。

行セットの列

MDSCHEMA_MEASURES 行セットには、次の列が含まれています。

列名

型インジケーター

長さ

説明

CATALOG_NAME

DBTYPE_WSTR

このメジャーが所属するカタログの名前。 プロバイダーがカタログをサポートしない場合は NULL です。

SCHEMA_NAME

DBTYPE_WSTR

このメジャーが属するスキーマの名前。 プロバイダーでスキーマがサポートされていない場合は NULL になります。

CUBE_NAME

DBTYPE_WSTR

このメジャーが所属するキューブの名前。

MEASURE_NAME

DBTYPE_WSTR

メジャーの名前。

MEASURE_UNIQUE_NAME

DBTYPE_WSTR

メジャーの一意の名前。 修飾によって一意の名前を生成するプロバイダーのために、この名前の各コンポーネントは区切り記号付きです。

MEASURE_CAPTION

DBTYPE_WSTR

メジャーに関連付けられたラベルまたはキャプション。 主に表示の目的で使用します。 キャプションが存在しない場合は、MEASURE_NAME を返します。

MEASURE_GUID

DBTYPE_GUID

サポートされていません。

MEASURE_AGGREGATOR

DBTYPE_I4

メジャーがどのように派生したかを識別する列挙。 次の値のいずれかです。

  • MDMEASURE_AGGR_SUM (1) は、メジャーが SUM から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_COUNT (2) は、メジャーが COUNT から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_MIN (3) は、メジャーが MIN から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_MAX (4) は、メジャーが MAX から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_AVG (5) は、メジャーが AVG から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_VAR (6) は、メジャーが VAR から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_STD (7) は、メジャーが STDEV から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_DST (8) は、メジャーが DISTINCT COUNT から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_NONE (9) は、メジャーが NONE から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_AVGCHILDREN (10) は、メジャーが AVERAGEOFCHILDREN から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_FIRSTCHILD (11) は、メジャーが FIRSTCHILD から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_LASTCHILD (12) は、メジャーが LASTCHILD から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_FIRSTNONEMPTY (13) は、メジャーが FIRSTNONEMPTY から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_LASTNONEMPTY (14) は、メジャーが LASTNONEMPTY から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_BYACCOUNT (15) は、メジャーが BYACCOUNT から集計を行うことを識別します。

  • MDMEASURE_AGGR_CALCULATED (127) は、記の関数以外の式からメジャーが派生したことを示します。

  • MDMEASURE_AGGR_UNKNOWN (0) は、不明な集計関数または式からメジャーが派生したことを示します。

DATA_TYPE

DBTYPE_UI2

メジャーのデータ型。

NUMERIC_PRECISION

DBTYPE_UI2

メジャー オブジェクトのデータ型が真数の場合は、プロパティの最大有効桁数。 その他すべてのプロパティの型では NULL。

NUMERIC_SCALE

DBTYPE_I2

メジャー オブジェクトの型インジケーターが DBTYPE_NUMERIC または DBTYPE_DECIMAL である場合は、小数点以下の桁数になります。 それ以外の場合、この値は NULL になります。

MEASURE_UNITS

DBTYPE_WSTR

サポートされていません。

DESCRIPTION

DBTYPE_WSTR

メジャーの人間が判読できる説明。 説明が存在しない場合は NULL になります。

EXPRESSION

DBTYPE_WSTR

メンバーの式。

MEASURE_IS_VISIBLE

DBTYPE_BOOL

常に True を返すブール値。 メジャーが表示されてない場合は、スキーマ行セットに含まれません。

LEVELS_LIST

DBTYPE_WSTR

常に NULL を返す文字列。

MEASURE_NAME_SQL_COLUMN_NAME

DBTYPE_WSTR

メジャー名に対応する SQL クエリ内の列名。

MEASURE_UNQUALIFIED_CAPTION

DBTYPE_WSTR

メジャー グループ名で修飾されていないメジャー名。

MEASUREGROUP_NAME

DBTYPE_WSTR

このメジャーが所属するメジャー グループの名前。

MEASURE_DISPLAY_FOLDER

DBTYPE_WSTR

ユーザー インターフェイスでのメジャーの表示に使用するパス。 フォルダー名はセミコロンで区切られます。 入れ子になったフォルダーは円記号 (\) で示されます。

DEFAULT_FORMAT_STRING

DBTYPE_WSTR

メジャーの既定の書式設定文字列。

行セットは、CATALOG_NAME、SCHEMA_NAME、CUBE_NAME、MEASURE_NAME を基準に並べ替えることができます。

制限の列

MDSCHEMA_MEASURES 行セットは、次の表に示されている列で制限できます。

列名

型インジケーター

制限の状態

CATALOG_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

SCHEMA_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

CUBE_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

MEASURE_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

MEASURE_UNIQUE_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

MEASUREGROUP_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

CUBE_SOURCE

DBTYPE_UI2

(省略可) 次のいずれかの有効値を含むビットマップ。

  • 1 キューブ

  • 2 ディメンション

既定の制限の値は 1 です。

MEASURE_VISIBILITY

DBTYPE_UI2

(省略可) 次のいずれかの有効値を含むビットマップ。

  • 1 表示

  • 2 非表示

既定の制限の値は 1 です。

関連項目

参照

OLE DB for OLAP スキーマ行セット