キューブの定義

キューブ ウィザードを使用すると、キューブのメジャー グループとディメンションを定義できます。 この実習では、キューブ ウィザードを使用してキューブを作成します。

キューブとそのプロパティを定義するには

  1. ソリューション エクスプローラーで [キューブ] を右クリックし、[新しいキューブ] をクリックします。 キューブ ウィザードが表示されます。

  2. [キューブ ウィザードへようこそ] ページで [次へ] をクリックします。

  3. [作成方法の選択] ページで [既存のテーブルを使用する] オプションが選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。

  4. [メジャー グループ テーブルの選択] ページで、Adventure Works DW 2012 データ ソース ビューが選択されていることを確認します。

  5. [候補検索] をクリックすると、メジャー グループの作成に使用するテーブルがキューブ ウィザードによって提示されます。

    ウィザードでそれらのテーブルが調べられ、InternetSales がメジャー グループ テーブルとして提示されます。 メジャー グループ テーブル (ファクト テーブルとも呼ばれます) には、販売数など必要なメジャーが含まれています。

  6. [次へ] をクリックします。

  7. [メジャーの選択] ページで、Internet Sales メジャー グループ内の選択されているメジャーを確認し、以下のメジャーのチェック ボックスをオフにします。

    • Promotion Key

    • Currency Key

    • Sales Territory Key

    • Revision Number

    既定では、ファクト テーブル内で、ディメンションにリンクしていないすべての数値列がメジャーとして選択されます。 ただし、上の 4 つの列は実際にはメジャーではありません。 最初の 3 つは、ファクト テーブルとディメンション テーブルをリンクするキー値で、この初期段階のキューブでは使用しません。

  8. [次へ] をクリックします。

  9. [既存のディメンションの選択] ページで、既に作成した Date ディメンションが選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。

  10. [新しいディメンションの選択] ページで、作成する新しいディメンションを選択します。 そのためには、[Customer][Geography][Product] の各チェック ボックスがオンになっていることを確認し、[InternetSales] チェック ボックスをオフにします。

  11. [次へ] をクリックします。

  12. [ウィザードの完了] ページで、[キューブ名] ボックスに「Analysis Services Tutorial」と入力します。 [プレビュー] ペインで、InternetSales メジャー グループとそのメジャーを表示できます。 DateCustomerProduct の各ディメンションも表示できます。

  13. [完了] をクリックしてウィザードを終了します。

    ソリューション エクスプローラーで、Analysis Services Tutorial プロジェクトの [キューブ] フォルダー内に Analysis Services Tutorial キューブが表示されます。また、[ディメンション] フォルダーの下には、Customer、Product というデータベース ディメンションが表示されます。 さらに、開発環境の中央の [キューブ構造] タブには Analysis Services Tutorial キューブが表示されます。

  14. キューブ内のディメンション テーブルとファクト テーブルをすべて表示できるよう、[キューブ構造] タブのツール バーで、ズーム レベルを 50% に変更します。 ファクト テーブルは黄色、ディメンション テーブルは青で表示されています。

  15. [ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。

このレッスンの次の作業

ディメンションへの属性の追加

関連項目

概念

多次元モデルのキューブ

多次元モデル内のディメンション