sp_grantdbaccess (Transact-SQL)

現在のデータベースにデータベース ユーザーを追加します。

重要な注意事項重要

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。代わりに CREATE USER を使用してください。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_grantdbaccess [ @loginame = ] 'login'
    [ , [ @name_in_db = ] 'name_in_db' [ OUTPUT ] ]

引数

  • [ @loginame = ] **'**login '
    新しいデータベース ユーザーにマップされる Windows グループ、Windows ログイン、または SQL Server ログインの名前を指定します。 Windows グループと Windows ログインの名前には、LONDON\Joeb のように、Domain\login 形式の Windows ドメイン名を付ける必要があります。 既にデータベース内のユーザーにマップされているログインは指定できません。 login のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @name_in_db=] 'name_in_db' [ OUTPUT]
    新しいデータベース ユーザーの名前です。 name_in_db は OUTPUT 変数であり、データ型は sysname で、既定値は NULL です。 この引数を指定しない場合、login が使用されます。 値が NULL の OUTPUT 変数を指定すると、@name_in_db は login に設定されます。 現在のデータベース内に既に存在する name_in_db は指定できません。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

sp_grantdbaccess では CREATE USER が呼び出されます。CREATE USER では追加のオプションがサポートされます。 データベース ユーザーの作成については、「CREATE USER (Transact-SQL)」を参照してください。 データベースからデータベース ユーザーを削除するには、DROP USER を使用します。

ユーザー定義のトランザクション内では、sp_grantdbaccess は実行できません。

権限

db_owner 固定データベース ロールまたは db_accessadmin 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。

使用例

次の例では、CREATE USER を使用して、Windows ログイン Edmonds\LolanSo 用のデータベース ユーザーを現在のデータベースに追加します。 新しいユーザーの名前は Lolan です。 データベース ユーザーの作成には、この方法を使用することをお勧めします。

CREATE USER Lolan FOR LOGIN [Edmonds\LolanSo];
GO

関連項目

参照

セキュリティ ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

CREATE USER (Transact-SQL)

DROP USER (Transact-SQL)

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)