nested triggers サーバー構成オプションの構成
このトピックでは、SQL Server 2012 で SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、nested triggers サーバー構成オプションを構成する方法について説明します。 nested triggers オプションは、AFTER トリガーを連鎖できるかどうかを制御します。 つまり、1 つの操作が別のトリガーを開始し、開始されたトリガーからさらに別のトリガーを開始するなどの動作ができるかどうかを制御します。 nested triggers を 0 に設定すると、AFTER トリガーは連鎖できません。 nested triggers を 1 (既定値) に設定すると、AFTER トリガーは 32 レベルまで連鎖できます。 INSTEAD OF トリガーは、このオプションの設定に関係なく入れ子にできます。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
セキュリティ
以下を使用して nested triggers オプションを構成するには:
SQL Server Management Studio
Transact-SQL
補足情報: nested triggers オプションを構成した後
作業を開始する準備
セキュリティ
権限
パラメーターなしで、または最初のパラメーターだけを指定して sp_configure を実行する権限は、既定ですべてのユーザーに付与されます。 両方のパラメーターを指定した sp_configure を実行して構成オプションを変更したり RECONFIGURE ステートメントを実行したりするには、ALTER SETTINGS サーバーレベル権限がユーザーに付与されている必要があります。 ALTER SETTINGS 権限は、sysadmin 固定サーバー ロールと serveradmin 固定サーバー ロールでは暗黙のうちに付与されています。
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SQL Server Management Studio の使用
nested triggers オプションを構成するには
オブジェクト エクスプローラーでサーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[詳細設定] ページで、[トリガーから他のトリガーの起動を許可する] オプションを [True] (既定) または [False] に設定します。
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Transact-SQL の使用
nested triggers オプションを構成するには
データベース エンジンに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、[実行] をクリックします。 この例では、sp_configure を使用して、nested triggers オプションの値を 0 に設定する方法を示します。
USE AdventureWorks2012 ;
GO
EXEC sp_configure 'show advanced options', 1;
GO
RECONFIGURE ;
GO
EXEC sp_configure 'nested triggers', 0 ;
GO
RECONFIGURE;
GO
詳細については、「サーバー構成オプション」を参照してください。
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補足情報: nested triggers オプションを構成した後
新しい設定は、サーバーを再起動しなくてもすぐに有効になります。
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