最小構成での SQL Server の起動

構成の問題があるためにサーバーを起動できない場合は、最小構成起動オプションを使用して Microsoft SQL Server のインスタンスを起動できます。 これが起動オプション -f です。 最小構成で SQL Server のインスタンスを起動すると、サーバーが自動的にシングル ユーザー モードに設定されます。

最小構成モードで SQL Server のインスタンスを起動する場合は、次の点に注意してください。

  • 1 人のユーザーのみが接続でき、CHECKPOINT プロセスは実行されません。

  • リモート アクセスと先行読み取りは無効になります。

  • 起動ストアド プロシージャは実行されません。

最小構成でサーバーを起動後、適切なサーバー オプションの値を変更し、サーバーを停止してから再起動してください。

重要な注意事項重要

sqlcmd ユーティリティと専用管理者接続 (DAC) を使用して、SQL Server に接続します。 一般的な接続を使用する場合は、最小構成モードで SQL Server のインスタンスに接続する前に SQL Server エージェント サービスを停止します。 停止しないと、SQL Server エージェント サービスが接続を使用するため、接続がブロックされます。

関連項目

参照

sqlcmd ユーティリティ

sp_configure (Transact-SQL)

概念

SQL Server エージェント サービスの開始、停止、または一時停止

データベース管理者用の診断接続

サーバー構成オプション

データベース エンジン サービスのスタートアップ オプション