クエリとフィルター (キューブ デザイナーの タブ) (Analysis Services - 多次元データ)

キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブのこの領域には、参照目的で使用するデータやクエリに使用するデータをキューブから簡単に選択できるクエリ/フィルター領域があります。 キューブ オブジェクトは必要に応じていくつでも追加でき、その結果をデータ領域で確認することができます。また、"Excel で分析" を使用して結果をレポートにエクスポートすることにより、エンド ユーザーから見たデータの体裁を視覚的に確認することができます。

注記注意

この領域でデータを扱うときは、[ブラウザー] が既定でグラフィカル デザイン モードになります。 ただし、[デザイン モード] 切り替えボタンをクリックすると、MDX を使用して直接クエリを編集できます。 この場合、ディメンションに対するフィルターをデザインするためのペインは非表示になります。 フィルターを追加する必要がある場合は、再度グラフィカル デザイン モードに切り替えてください。

既定では、クエリの実行時、データ ソースへの接続には、[権限借用情報] ページで指定された資格情報ではなく、現在のユーザーの資格情報が使用されます。 ただし、ツール バー[ユーザーの変更] をクリックすることによって、クエリまたはレポートのユーザー コンテキストを変更することもできます。

オプション

  • [ディメンション]
    サブキューブをスライスするディメンションを選択します。

  • 階層
    サブキューブをスライスする階層を選択します。

  • [演算子]
    [フィルター式] の式を、選択した階層に適用する方法を定義する演算子を選択します。 次の表では、使用可能な演算子について説明しています。

    説明

    [等しい]

    結果は [フィルター式] で定義された設定に制限されます。

    [等しくない]

    結果は [フィルター式] で定義された設定によって除外されたメンバーに制限されます。

    [次に含まれる]

    結果は [フィルター式] で選択された名前付きセットに制限されます。

    [次に含まれない]

    結果は [フィルター式] で選択された名前付きセットによって除外されたメンバーに制限されます。

    [次の内容を含む]

    結果は [フィルター式] にある文字列をメンバー名に含むメンバーに制限されます。

    [次で始まる]

    結果は [フィルター式] にある文字列で始まるメンバー名を持つメンバーに制限されます。

    [範囲 (包含)]

    結果は [フィルター式] で選択された範囲に制限されます。

    [範囲 (排他)]

    結果は [フィルター式] で選択された範囲によって除外されたメンバーに制限されます。

    [MDX]

    結果は [フィルター式] で設定された多次元式 (MDX) に制限されます。

  • [フィルター式]
    [演算子] によって評価される式を入力します。この式により、参照される結果が制限されます。

    注意

    このフィールドは、動的データの入力要素であり、選択された演算子に必要なデータの型を反映して表示内容が変わります。

関連項目

参照

キューブ デザイナー (Analysis Services - 多次元データ)

[ブラウザー] (キューブ デザイナー) (Analysis Services - 多次元データ)

ツール バー (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)

[Excel で分析] (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)

[メタデータ] (キューブ デザイナーの [ブラウザー] タブ) (Analysis Services - 多次元データ)