default language サーバー構成オプションの構成
このトピックでは、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、SQL Server 2012 の default language サーバー構成オプションを構成する方法について説明します。 default language は、新しく作成したすべてのログインで使用される既定の言語を指定するオプションです。 既定の言語を設定するには、目的の言語の langid 値を指定します。 langid 値は、sys.syslanguages 互換性ビューをクエリすることによって取得できます。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
推奨事項
セキュリティ
以下を使用して default language オプションを構成するには:
SQL Server Management Studio
Transact-SQL
補足情報: default language オプションを構成した後
作業を開始する準備
推奨事項
- ログインの既定の言語は、CREATE LOGIN または ALTER LOGIN で無効にできます。 セッションの既定の言語が、Open Database Connectivity (ODBC) API または OLE DB API でセッションごとに無効にされない限り、そのセッションのログインの言語になります。 default language オプションには、sys.syslanguages で定義されている言語 ID (0 ~ 32) しか設定できないことに注意してください。 包含データベースを使用している場合、既定の言語をデータベースに対して設定するには CREATE DATABASE または ALTER DATABASE を使用し、包含データベース ユーザーに対して設定するには CREATE USER または ALTER USER を使用します。 包含データベースにおける既定の言語を設定する際は、sys.syslanguages に格納されている langid 値、言語の名前、または言語の別名を指定できます。
セキュリティ
権限
パラメーターなしで、または最初のパラメーターだけを指定して sp_configure を実行する権限は、既定ですべてのユーザーに付与されます。 両方のパラメーターを指定した sp_configure を実行して構成オプションを変更したり RECONFIGURE ステートメントを実行したりするには、ALTER SETTINGS サーバーレベル権限がユーザーに付与されている必要があります。 ALTER SETTINGS 権限は、sysadmin 固定サーバー ロールと serveradmin 固定サーバー ロールでは暗黙のうちに付与されています。
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SQL Server Management Studio の使用
default language オプションを構成するには
オブジェクト エクスプローラーで、サーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[その他のサーバーの設定] ノードをクリックします。
[ユーザーの既定の言語] ボックスで、Microsoft SQL Server がシステム メッセージの表示に使用する言語を選択します。
既定の言語は English (英語) です。
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Transact-SQL の使用
default language オプションを構成するには
データベース エンジンに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、[実行] をクリックします。 この例では、sp_configure を使用して、default language オプションをフランス語 (2) に設定する方法を示します。
USE AdventureWorks2012 ;
GO
EXEC sp_configure 'default language', 2 ;
GO
RECONFIGURE ;
GO
詳細については、「サーバー構成オプション」を参照してください。
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補足情報: default language オプションを構成した後
新しい設定は、サーバーを再起動しなくてもすぐに有効になります。
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関連項目
参照
CREATE DATABASE (Transact-SQL)