Rule クラス
Rule オブジェクトを使用すると、プログラムから SQL Server ルールにアクセスできます。
継承階層
System.Object
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SmoObjectBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SqlSmoObject
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.NamedSmoObject
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.ScriptNameObjectBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.ScriptSchemaObjectBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.DefaultRuleBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Rule
名前空間: Microsoft.SqlServer.Management.Smo
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Smo (Microsoft.SqlServer.Smo.dll)
構文
'宣言
<EvaluationModeAttribute(AutomatedPolicyEvaluationMode.CheckOnSchedule)> _
<PhysicalFacetAttribute(PhysicalFacetOptions.ReadOnly)> _
Public NotInheritable Class Rule _
Inherits DefaultRuleBase _
Implements ISfcSupportsDesignMode
'使用
Dim instance As Rule
[EvaluationModeAttribute(AutomatedPolicyEvaluationMode.CheckOnSchedule)]
[PhysicalFacetAttribute(PhysicalFacetOptions.ReadOnly)]
public sealed class Rule : DefaultRuleBase, ISfcSupportsDesignMode
[EvaluationModeAttribute(AutomatedPolicyEvaluationMode::CheckOnSchedule)]
[PhysicalFacetAttribute(PhysicalFacetOptions::ReadOnly)]
public ref class Rule sealed : public DefaultRuleBase,
ISfcSupportsDesignMode
[<SealedAttribute>]
[<EvaluationModeAttribute(AutomatedPolicyEvaluationMode.CheckOnSchedule)>]
[<PhysicalFacetAttribute(PhysicalFacetOptions.ReadOnly)>]
type Rule =
class
inherit DefaultRuleBase
interface ISfcSupportsDesignMode
end
public final class Rule extends DefaultRuleBase implements ISfcSupportsDesignMode
Rule 型は、以下のメンバーを公開しています。
コンストラクター
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Rule() | Rule クラスの新しいインスタンスを初期化します。 | |
Rule(Database, String) | 指定したデータベースで、指定した名前を使用して Rule クラスの新しいインスタンスを初期化します。 | |
Rule(Database, String, String) | 指定したデータベースで、指定した名前とスキーマを使用して Rule クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
先頭に戻る
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
CreateDate | ルールが作成された日時を取得します。 | |
DateLastModified | ルールが最後に変更された日時を取得します。 | |
ExtendedProperties | ExtendedProperty オブジェクトのコレクションを表します。各 ExtendedProperty オブジェクトは、Default オブジェクトまたは Rule オブジェクトの拡張プロパティを表します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
ID | ルールを一意に識別する ID 値を取得します。 | |
Name | スキーマの名前を取得または設定します。 (ScriptSchemaObjectBase から継承されています。) | |
Parent | Rule オブジェクトの親である Database オブジェクトを取得または設定します。 | |
Properties | オブジェクトのプロパティを表す Property オブジェクトのコレクションを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Schema | スキーマを取得または設定します。 (ScriptSchemaObjectBase から継承されています。) | |
State | 参照先のオブジェクトの状態を取得します。 (SmoObjectBase から継承されています。) | |
TextBody | 既定値またはルールを定義するテキストを取得または設定します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
TextHeader | 既定値またはルールを定義するテキスト本文のヘッダーを取得または設定します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
TextMode | Default オブジェクトまたは Rule オブジェクトのヘッダーがテキストとして編集可能かどうかを示す Boolean プロパティ値を取得または設定します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
Urn | オブジェクトを一意に識別する URN (Uniform Resource Name) アドレスの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
UserData | 参照先のオブジェクトに関連付けられたユーザー定義データを取得します。値の設定も可能です。 (SmoObjectBase から継承されています。) |
先頭に戻る
メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Alter | SQL Server インスタンスの Default オブジェクトまたは Rule オブジェクトのプロパティに対する変更をすべて更新します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
BindToColumn(String, String) | 指定されたテーブル内の指定された列に既定値またはルールをバインドします。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
BindToColumn(String, String, String) | 指定されたスキーマを使用して、指定されたテーブル内の指定された列に既定値またはルールをバインドします。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
BindToDataType | データ型に既定値またはルールをバインドします。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
ChangeSchema | ルールに関連付けられたスキーマを変更します。 | |
Create | SQL Server のインスタンスで、Default オブジェクトまたは Rule オブジェクトによる定義に基づいて既定値またはルールを作成します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
Discover | Object 型の一覧を検出します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Drop | ルールまたは既定値を削除します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
EnumBoundColumns | 既定値またはルールがバインドされている列の一覧を列挙します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
EnumBoundDataTypes | 既定値またはルールがバインドされているデータ型の一覧を列挙します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
Equals | (Object から継承されています。) | |
FormatSqlVariant | SqlVariant 型としてオブジェクトの書式を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetContextDB | このオブジェクトに関連付けられているコンテキスト データベースを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetDBName | オブジェクトに関連付けられたデータベース名を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetHashCode | (Object から継承されています。) | |
GetPropValue | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetPropValueOptional | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetPropValueOptionalAllowNull | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetServerObject | SqlSmoObject オブジェクトのサーバーを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetType | (Object から継承されています。) | |
Initialize() | オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Initialize(Boolean) | オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IsObjectInitialized | オブジェクトが初期化されたかどうかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IsObjectInSpace | オブジェクトが孤立しているか、または SQL Server のインスタンスに接続されているかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Refresh | スクリプト名を更新します。 (ScriptNameObjectBase から継承されています。) | |
Script() | 既定値またはルールの再作成に使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
Script(ScriptingOptions) | スクリプト オプションの指定に従って既定値またはルールを再作成するために使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
ScriptHeader | スクリプト オプションの指定に従って既定値またはルール ヘッダーを再作成するために使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
SetParentImpl | SqlSmoObject の親を newParent パラメーターに設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ToString | 参照するオブジェクトを表す String を返します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
UnbindFromColumn(String, String) | 指定された列から既定値またはルールをバインド解除します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
UnbindFromColumn(String, String, String) | 指定されたテーブル スキーマを使用して、指定された列から既定値またはルールをバインド解除します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
UnbindFromDataType | 指定されたデータ型から既定値またはルールをバインド解除します。 (DefaultRuleBase から継承されています。) | |
Validate | オブジェクトの状態を検証します。 (SmoObjectBase から継承されています。) |
先頭に戻る
イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
PropertyChanged | プロパティが変更されるときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
PropertyMetadataChanged | プロパティ メタデータが変更されたときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。) |
先頭に戻る
明示的なインターフェイスの実装
名前 | 説明 | |
---|---|---|
IAlienObject.Discover | 依存関係を検出します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetDomainRoot | ドメインのルートを返します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetParent | このオブジェクトの親を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetPropertyType | 指定したプロパティの種類を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetPropertyValue | 指定されたプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetUrn | オブジェクトの Unified Resource Name (URN) を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.Resolve | オブジェクトに関する情報を含むインスタンスを、オブジェクトの Unified Resource Name (URN) から取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.SetObjectState | オブジェクトの状態を、指定した SfcObjectState 値に設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.SetPropertyValue | プロパティの値を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ISfcPropertyProvider.GetPropertySet | このオブジェクトのプロパティ セットへのインターフェイス リファレンスを取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ISfcSupportsDesignMode.IsDesignMode | オブジェクトがデザイン モードをサポートしているかどうかを示すブール値を取得します。単に情報を示すためだけに特定されます。サポートされていません。将来の互換性は保証されません。 |
先頭に戻る
説明
Rule オブジェクトのプロパティを取得するには、固定サーバー ロール public のメンバーでもかまいません。
Rule オブジェクトのプロパティを設定するには、親データベースの CREATE RULE 権限を持っているか、固定データベース ロール db_owner のメンバーである必要があります。
ルールを作成するには、親データベースの CREATE RULE 権限を持っているか、固定データベース ロール db_owner のメンバーである必要があります。
ルールを削除するには、ルールが属するスキーマの ALTER 権限を持っている必要があります。
テーブルにルールをバインドしたり、テーブルからルールをバインド解除するには、テーブルの ALTER 権限を持っている必要があります。
データ型にルールをバインドしたり、データ型からルールをバインド解除するには、データ型が属するスキーマの ALTER 権限を持っている必要があります。
スレッド セーフ
この型の public static (Microsoft Visual Basic では Shared) のすべてのメンバーは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
使用例
スレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
関連項目
参照
Microsoft.SqlServer.Management.Smo 名前空間