Configuration Manager でタスク シーケンスを管理する方法
適用対象: System Center 2012 Configuration Manager,System Center 2012 Configuration Manager SP1,System Center 2012 Configuration Manager SP2,System Center 2012 R2 Configuration Manager,System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1
System Center 2012 Configuration Manager 環境で自動的にタスクを実行するには、タスク シーケンスを使用します。 こうしたタスクは、オペレーティング システム イメージを展開先コンピューターに展開し、一連のオペレーティング システム インストール ファイルからオペレーティング システム イメージを構築およびキャプチャし、さらにユーザー状態情報をキャプチャし復元することができます。
タスク シーケンスを管理するには、次の手順に従います。
Configuration Manager コンソールのどこにタスク シーケンスがあるか
タスク シーケンスの作成方法
タスク シーケンスの編集方法
タスク シーケンスが参照するコンテンツの配布方法
タスク シーケンスの展開方法
タスク シーケンスのエクスポートおよびインポート方法
コンピューターおよびコレクション用のタスク シーケンス変数の作成方法
タスク シーケンスを管理する追加のアクション
タ���ク シーケンス戦略を計画する方法の詳細については、「Configuration Manager のタスク シーケンス管理の計画」を参照してください。
重要 |
---|
WinPE で終了する展開タスク シーケンスを作成または編集する場合は、タスク シーケンスが正常に終了するように、最後のステップでタスク シーケンスが展開先コンピューターのフル オペレーティング システムで展開先コンピューターを再起動することを確認します。 このシナリオで展開先コンピューターが再起動されないと、クライアントは Configuration Manager で管理できません。 |
Configuration Manager コンソールのどこにタスク シーケンスがあるか
タスク シーケンスは、[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースの [オペレーティング システム] ノードにあります。 [オペレーティング システム] ノードの下には、オペレーティング システムの展開に使用するオブジェクトを含むいくつかのノードがあります。 それらの 1 つが、オペレーティング システムの展開に使用できるすべてのタスク シーケンスを含む、[タスク シーケンス] ノードです。 タスク シーケンスの一覧を作成することも、タスク シーケンスを管理またはグループ化するためにサブフォルダーを作成することもできます。 [タスク シーケンス] ノードは、作成したサブフォルダーを含め、Configuration Manager 階層全体にレプリケートされます。
タスク シーケンスの作成方法
タスク シーケンスの作成ウィザードを使用して、タスク シーケンスを作成します。 このウィザードでは、次の種類のタスク シーケンスを作成することができます。
タスク シーケンスの種類 |
説明 |
---|---|
既存のイメージ パッケージをインストールするタスク シーケンス |
この種類のタスク シーケンスの作成では、タスク シーケンスの作成ウィザードがタスク シーケンスにステップを追加し、その後それらのステップをグループ化します。 |
オペレーティング システム イメージを構築しキャプチャするタスク シーケンス |
この種類のタスク シーケンスは、構築およびキャプチャ タスク シーケンスと呼ばれます。 構築およびキャプチャ タスク シーケンスは、参照コンピューターで実行され、タスク シーケンスが一連のオペレーティング システム ソース ファイルに基づいてオペレーティング システム イメージを作成します。 オペレーティング システム イメージは、「オペレーティング システム イメージの適用」ステップを含む展開タスク シーケンスで展開することができます。 |
環境に特有のアクションを実行するカスタム タスク シーケンス |
この種類のタスク シーケンスの作成では、タスク シーケンスの作成ウィザードはタスク シーケンスにステップを追加しません。 ステップは、タスク シーケンスの作成後、追加する必要があります。 |
異なる種類のタスク シーケンスを作成するには、次の手順に従います。
既存のイメージ パッケージをインストールするタスク シーケンスを作成するには
-
Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
-
[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
-
[ホーム] タブの [作成] グループで [タスク シーケンスの作成] をクリックして、タスク シーケンスの作成ウィザードを起動します。
-
[新しいタスク シーケンスの作成] ページで、[既存のイメージ パッケージをインストールする] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。
-
[タスク シーケンス情報] ページで次の設定を指定し、[次へ] をクリックします。
- **タスク シーケンス名**:タスク シーケンスを識別する名前を指定します。 - **説明**:タスク シーケンスによって実行されるタスクの説明を指定します。 - **ブート イメージ**:展開先コンピューターにオペレーティング システムをインストールするブート イメージを指定します。 ブート イメージには、オペレーティング システムのインストールに使用される Windows PE のバージョンのほか、必要な追加のデバイス ドライバーが含まれます。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>ブート イメージのアーキテクチャは、対象となるコンピューターのハードウェア アーキテクチャと互換性がある必要があります。</p></td> </tr> </tbody> </table> </div>
-
[Windows のインストール] ページで次の設定を指定し、[次へ] をクリックします。
- **イメージ パッケージ**:インストールするオペレーティング システムを含むパッケージを指定します。 - \[**イメージ**\]:オペレーティング システム イメージ パッケージに複数のイメージがある場合は、インストールするオペレーティング システム イメージのインデックスを指定します。 - \[**オペレーティング システムをインストールする前に対象のコンピューターのパーティションを作成してフォーマットする**\]:展開先コンピューターのパーティション作成とフォーマットを、オペレーティング システムがインストールされる前に行うかどうかを指定します。 - **プロダクト キー**:インストールする Windows オペレーティング システムのプロダクト キーを指定します。 エンコードされたボリューム ライセンス キーと標準のプロダクト キーを指定できます。 エンコードされていないプロダクト キーを使用する場合は、5 桁ごとにハイフン (-) で区切る必要があります。 たとえば、*XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX* - **サーバー ライセンス モード**:サーバー ライセンスが \[接続クライアント数\] と \[同時使用ユーザー数\] のいずれか、または決められていないかを指定します。 サーバー ライセンスが \[同時使用ユーザー数\] の場合は、サーバー接続の最大数も指定します。 - オペレーティング システム イメージが展開されたときに使用される管理者アカウントの処理方法を指定します。 - \[**ローカルの管理者アカウントを無効にする**\]:オペレーティング システム イメージが展開されたときにローカルの管理者アカウントを無効にするかどうかを指定します。 - \[**常に同じ管理者パスワードを使用する**\]:オペレーティング システム イメージが展開されたすべてのコンピューターでローカルの管理者アカウントに同じパスワードを使用するかどうかを指定します。
-
[ネットワーク の構成] ページで次の設定を指定してから、[次へ] をクリックします。
- **ワークグループに参加**:展開先コンピューターをワークグループに追加するかどうかを指定します。 - **ドメインに参加**:展開先コンピューターをドメインに追加するかどうかを指定します。 \[ドメイン\] にドメインの名前を指定します。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>ローカル フォレストではドメインを参照できますが、リモート フォレストではドメイン名を指定する必要があります。</p></td> </tr> </tbody> </table> </div> 組織単位 (OU) も指定することができます。 OU の LDAP X.500 識別名を指定するオプションの設定です。コンピューター アカウントがまだ存在しない場合に作成するのに使用されます。 - \[**アカウント**\]:指定したドメインに参加するアクセス許可を持つアカウントの、ユーザー名とパスワードを指定します。 例: *domain\\user* または *%variable%*。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>ドメイン設定またはワークグループ設定を移行する場合は、適切なドメイン資格情報を入力する必要があります。</p></td> </tr> </tbody> </table> </div>
-
[Configuration Manager のインストール] ページで、展開先コンピューターにインストールする Configuration Manager クライアント パッケージを指定してから、[次へ] をクリックします。
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[状態移行] ページで次の設定を指定してから、[次へ] をクリックします。
- **ユーザー設定のキャプチャ**:タスク シーケンスがユーザーの状態をキャプチャするかどうかを指定します。 ユーザー状態のキャプチャおよび復元方法の詳細については、「[Configuration Manager でのユーザー状態の管理方法](hh397289\(v=technet.10\).md)」を参照してください。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh427340.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-tip(TechNet.10).jpeg" title="System_CAPS_tip" alt="System_CAPS_tip" />ヒント</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>ユーザー状態のキャプチャが推奨される 2 つの展開シナリオ:</p> <ul> <li><p>ユーザーの状態を 1 つのコンピューターから別のコンピューターへ移行する並列展開</p></li> <li><p>同じコンピューターでユーザー状態をキャプチャして復元する更新プログラムの展開。</p></li> </ul></td> </tr> </tbody> </table> </div> - **ネットワーク設定のキャプチャ**:タスク シーケンスが展開先コンピューターからネットワーク設定をキャプチャするかどうかを指定します。 ネットアーク アダプター設定のほか、ドメインまたはワークグループのメンバーシップもキャプチャすることができます。 - **Microsoft Windows の設定のキャプチャ**:タスク シーケンスがオペレーティング システム イメージをインストールする前に、展開先コンピューターから Windows 設定をキャプチャするかどうかを指定します。 コンピューター名、登録ユーザー名と組織名、およびタイム ゾーン設定をキャプチャできます。
-
[更新プログラムを含める] ページで、必要なソフトウェア更新プログラム、すべてのソフトウェア更新プログラム、またはソフトウェア更新プログラムなしを指定してから、[次へ] をクリックします。 ソフトウェア更新プログラムをインストールするように指定する場合、Configuration Manager は、展開先コンピューターがメンバーとなっているコレクション向けのソフトウェア更新プログラムのみをインストールします。
-
[アプリケーションのインストール] ページで、展開先コンピューターにインストールするアプリケーションを指定してから、[次へ] をクリックします。 複数のアプリケーションを指定する場合は、特定のアプリケーションのインストールに失敗したときにタスク シーケンスを続行するかどうかも指定することができます。
-
ウィザードを完了します。
オペレーティング システム イメージを構築およびキャプチャするタスク シーケンスを作成するには
-
Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
-
[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
-
[ホーム] タブの [作成] グループで [タスク シーケンスの作成] をクリックして、タスク シーケンスの作成ウィザードを起動します。
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新しいタスク シーケンスの作成 ページで、[参照オペレーティング システム イメージを構築およびキャプチャする]を選択します。
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[タスク シーケンス情報] ページで次の設定を指定し、[次へ] をクリックします。
- **タスク シーケンス名**:タスク シーケンスを識別する名前を指定します。 - **説明**:タスク シーケンスによって作成されるオペレーティング システムの説明などの、タスク シーケンスによって実行されるタスクの説明を指定します。 - **ブート イメージ**:オペレーティング システム イメージをインストールするブート イメージを指定します。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>ブート イメージのアーキテクチャは、対象となるコンピューターのハードウェア アーキテクチャと互換性がある必要があります。</p></td> </tr> </tbody> </table> </div>
-
[Windows のインストール] ページで次の設定を指定し、[次へ] をクリックします。
- **パッケージ**:オペレーティング システム イメージが参照する \[オペレーティング システム インストーラー\] パッケージを指定します。 このパッケージには、オペレーティング システムをインストールするのに必要なファイルが含まれています。 - \[**エディション**\]:このパッケージの Windows エディションを指定します。 \[オペレーティング システム インストーラー\] パッケージに複数のエディションが含まれている場合は、関連付けられている \[プロダクト キー\] で指定された Windows 製品コードに対応するエディションを選択する必要があります。 - **プロダクト キー**:インストールする Windows オペレーティング システムのプロダクト キーを指定します。 エンコードされたボリューム ライセンス キーと標準のプロダクト キーを指定できます。 エンコードされていないプロダクト キーを使用する場合は、5 桁ごとにハイフン (-) で区切る必要があります。 たとえば、*XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX* - **サーバー ライセンス モード**:サーバー ライセンスが \[接続クライアント数\] と \[同時使用ユーザー数\] のいずれか、または決められていないかを指定します。 サーバー ライセンスが \[同時使用ユーザー数\] の場合は、サーバー接続の最大数も指定します。 - オペレーティング システムが展開されたときに使用する管理者アカウントの処理方法を指定します。 - \[**ローカルの管理者アカウントを無効にする**\]:オペレーティング システムが展開されたときにローカルの管理者アカウントを無効にするかどうかを指定します。 - \[**常に同じ管理者パスワードを使用する**\]:オペレーティング システムが展開されたすべてのコンピューターでローカルの管理者アカウントに同じパスワードを使用するかどうかを指定します。
-
[ネットワーク の構成] ページで次の設定を指定してから、[次へ] をクリックします。
- **ワークグループに参加**:オペレーティング システムが展開された際に、展開先コンピューターをワークグループに追加するかどうかを指定します。 - **ドメインに参加**:オペレーティング システムが展開された際に、展開先コンピューターをドメインに追加するかどうかを指定します。 \[ドメイン\] にドメインの名前を指定します。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>ローカル フォレストではドメインを参照できますが、リモート フォレストではドメイン名を指定する必要があります。</p></td> </tr> </tbody> </table> </div> 組織単位 (OU) も指定することができます。 OU の LDAP X.500 識別名を指定するオプションの設定です。コンピューター アカウントがまだ存在しない場合に作成するのに使用されます。 - \[**アカウント**\]:指定したドメインに参加するアクセス許可を持つアカウントの、ユーザー名とパスワードを指定します。 例: *domain\\user* または *%variable%*。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>ドメイン設定またはワークグループ設定を移行する場合は、適切なドメイン資格情報を入力する必要があります。</p></td> </tr> </tbody> </table> </div>
-
[Configuration Manager のインストール] ページで、Configuration Manager クライアントをインストールするソース ファイルが含まれている Configuration Manager クライアント パッケージを指定し、クライアントをインストールするために必要なその他のプロパティを追加してから、[次へ] をクリックします。
クライアントのインストールで使用できるプロパティの詳細については、「Configuration Manager のクライアント インストール プロパティについて」を参照してください。
-
[更新プログラムを含める] ページで、必要なソフトウェア更新プログラム、すべてのソフトウェア更新プログラム、またはソフトウェア更新プログラムなしを指定してから、[次へ] をクリックします。 ソフトウェア更新プログラムをインストールするように指定する場合、Configuration Manager は、展開先コンピューターがメンバーとなっているコレクション向けのソフトウェア更新プログラムのみをインストールします。
-
[アプリケーションのインストール] ページで、展開先コンピューターにインストールするアプリケーションを指定してから、[次へ] をクリックします。 複数のアプリケーションを指定する場合は、特定のアプリケーションのインストールに失敗したときにタスク シーケンスを続行するかどうかも指定することができます。
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[システムの準備] ページで次の設定を指定してから、[次へ] をクリックします。
パッケージ:参照コンピューターの設定のキャプチャに使用する適切なバージョンの Sysprep を含む Configuration Manager パッケージを指定します。
実行しているオペレーティング システムのバージョンが Windows Vista 以降であれば、Sysprep は既にコンピューターにインストールされているため、パッケージを指定する必要はありません。 実行しているオペレーティング システムのバージョンが Windows XP SP3 または Windows Server 2003 SP2 である場合、該当するバージョンの Sysprep とそのオペレーティング システムのバージョンに対応するサポート ファイルを含むパッケージを指定します。 このパッケージにはプログラムは必要ありません。Configuration Manager は、パッケージに含まれている Sysprep ファイルを使用します。
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[イメージのプロパティ] ページで、オペレーティング システム イメージについて次の設定を指定して、[次へ] をクリックします。
作成者:オペレーティング システム イメージを作成したユーザーの名前を指定します。
バージョン:オペレーティング システム イメージに関連付けるユーザ定義のバージョン番号を指定します。
説明:オペレーティング システム コンピューター イメージのユーザー定義の説明を指定します。
-
[イメージのキャプチャ] ページで、次の設定を指定して、[次へ] をクリックします。
パス:出力 .WIM ファイルを保存する共有ネットワーク フォルダーを指定します。 このファイルには、このウィザードを使用して指定される設定に基づくオペレーティング システム イメージが含まれます。 既存の .WIM ファイルを含むフォルダーを指定すると、既存のファイルが上書きされます。
次のアカウントを使用して出力フォルダーにアクセスする:イメージが保存されているネットワーク共有フォルダーに対するアクセス許可を持つ Windows アカウントを指定します。 指定された場所にイメージをコピーする必要があります。
-
ウィザードを完了します。
カスタム タスク シーケンスを作成するには
-
Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
-
[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
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[ホーム] タブの [作成] グループで [タスク シーケンスの作成] をクリックして、タスク シーケンスの作成ウィザードを起動します。
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[新しいタスク シーケンスの作成] ページで [新しいカスタム タスク シーケンスを作成する] を選択します。
-
[タスク シーケンス情報] ページで、タスク シーケンスの名前、タスク シーケンスの説明、および使用するタスク シーケンスのオプションのブート イメージを指定して、ウィザードを完了します。
タスク シーケンスの作成ウィザードを完了すると、Configuration Manager によってカスタム タスク シーケンスが [タスク シーケンス] ノードに追加されます。 これで、タスク シーケンスを編集してタスク シーケンス ステップを追加できるようになります。
タスク シーケンスの編集方法
タスク シーケンスは、タスク シーケンス ステップを追加または削除する、タスク シーケンス グループを追加または削除する、あるいはステップの順序を変更するという方法で変更することができます。 既存のタスク シーケンスを変更するには、次の手順に従います。
重要 |
---|
タスク シーケンスの作成ウィザードを使用して作成済みのタスク シーケンスを編集する場合、ステップの名前を、ステップのアクションやステップの種類にすることができます。 たとえば、"Partition disk 0" という名前のステップがあり、それがステップの種類「ディスクのフォーマットとパーティション作成」に対するアクションであるとします。 すべてのタスク シーケンス ステップの内容は、それらの種類によって示され、必ずしもエディターに表示されるステップの名前によって示されるわけではありません。 |
タスク シーケンスを編集するには
-
Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
-
[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
-
[タスク シーケンス] 一覧で、編集するタスク シーケンスを選択します。
-
[ホーム] タブの [タスク シーケンス] グループで、[編集] をクリックして、次の操作のいずれかを実行します。
- タスク シーケンス ステップを追加するには、\[追加\] をクリックして、ステップの種類を選択し、追加するタスク シーケンス ステップをクリックします。 たとえば、「コマンドラインの実行」ステップを追加するには、\[追加\] をクリックし、\[全般\] を選択して、\[コマンドラインの実行\] をクリックします。 すべてのタスク シーケンス ステップおよびそれらの種類の一覧については、このステップの直後にある表を参照してください。 - グループをタスク シーケンスに追加するには、\[追加\] をクリックしてから、\[新しいグループ\] をクリックします。 グループを追加したら、そのグループにステップを追加することができます。 - タスク シーケンスでステップおよびグループの順序を変更するには、順序を変更するステップまたはグループを選択して、項目を上へ移動するアイコンまたは項目を下へ移動するアイコンを使用します。 一度に移動できるステップまたはグループは 1 つのみです。 - ステップまたはグループを削除するには、ステップまたはグループを選択して \[削除\] をクリックします。
-
[OK] をクリックして変更を保存します。
タスク シーケンスに追加できるタスク シーケンス ステップは、次の表のとおりです。 特定のタスク シーケンス ステップの詳細については、この表内で該当のタスク シーケンス ステップをクリックしてください。
タスク シーケンスのステップ |
ステップの種類 |
サポートされるオペレーティング システム |
説明 |
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イメージ |
Windows PE のみ |
データ イメージを、指定された対象パーティションにコピーします。 |
|
ドライバー |
Windows PE のみ |
ドライバー パッケージ内のすべてのドライバーをダウンロードして Windows オペレーティング システムにインストールします。 |
|
設定 |
Windows PE または標準オペレーティング システム |
対象コンピューターのネットワーク構成情報またはワークグループ構成情報を指定します。 |
|
イメージ |
Windows PE のみ |
オペレーティング システムを対象コンピューターにインストールします。 |
|
設定 |
Windows PE のみ |
対象コンピューターの Windows 設定を構成します。 |
|
ドライバー |
Windows PE のみ |
オペレーティング システムの展開の一部としてドライバーを検出してインストールします。 |
|
設定 |
標準オペレーティング システムのみ |
タスク シーケンスを実行するコンピューターから Microsoft ネットワーク設定をキャプチャします。 |
|
イメージ |
Windows PE のみ |
1 つまたは複数のイメージを参照コンピューターからキャプチャして、指定されたネットワーク共有フォルダーの WIM ファイルに保存します。 |
|
ユーザーの状態 |
Windows PE または標準オペレーティング システム (オフライン展開の場合は Windows PE のみ) |
ユーザー状態移行ツール (USMT) を使用して、タスク シーケンスを実行するコンピューターからユーザーの状態と設定をキャプチャします。 |
|
設定 |
Windows PE または標準オペレーティング システム |
タスク シーケンスを実行するコンピューターから Windows 設定をキャプチャします。 |
|
全般 |
Windows PE または標準オペレーティング システム |
共有ネットワーク フォルダーへの接続を作成します。 |
|
ディスク |
Windows PE または標準オペレーティング システム |
物理ディスクをベーシック ディスク タイプからダイナミック ディスク タイプに変換します。 |
|
ディスク |
標準オペレーティング システムのみ |
現在のオペレーティング システム ドライブまたは特定のドライブで BitLocker 暗号化を無効にします。 |
|
ディスク |
標準オペレーティング システムのみ |
BitLocker 暗号化をハード ドライブの少なくとも 2 つのパーティションで有効にします。 |
|
ディスク |
Windows PE のみ |
対象コンピューターで、指定されたディスクをフォーマットしてパーティションを作成します。 |
|
全般 |
標準オペレーティング システムのみ |
1 つまたは複数のアプリケーションを対象コンピューターでインストールします。 |
|
イメージ |
標準オペレーティング システムのみ |
Sysprep 展開ツールを含む Configuration Manager パッケージをインストールします。 |
|
全般 |
標準オペレーティング システムのみ |
1 つまたは複数の Configuration Manager ソフトウェア パッケージを対象コンピューターでインストールします。 |
|
全般 |
標準オペレーティング システムのみ |
ソフトウェア更新プログラムを対象コンピューターでインストールします。 |
|
全般 |
標準オペレーティング システムのみ |
対象コンピューターをワークグループまたはドメインに追加します。 |
|
イメージ |
標準オペレーティング システムのみ |
参照コンピューターにインストールされている Configuration Manager クライアントを使用し、イメージ作成プロセスの一環としてクライアントを準備します。 |
|
イメージ |
標準オペレーティング システムのみ |
参照コンピューターでオペレーティング システム イメージのキャプチャに使用するための Sysprep オプションを指定します。 |
|
ユーザーの状態 |
標準オペレーティング システムのみ |
キャプチャ アクションまたは復元アクションが完了した状態移行ポイントを通知します。 |
|
ユーザーの状態 |
標準オペレーティング システムまたは Windows PE (オフライン展開の場合) |
ユーザーの状態のキャプチャ時または復元時に状態移行ポイントへのアクセスを要求します。 |
|
全般 |
Windows PE または標準オペレーティング システム |
タスク シーケンスを実行するコンピューターを再起動します。 |
|
ユーザーの状態 |
標準オペレーティング システムのみ |
ユーザー状態移行ツール (USMT) を開始して、ユーザーの状態と設定を対象コンピューターに復元します。 |
|
全般 |
Windows PE または標準オペレーティング システム |
指定したコマンド ラインを実行します。 |
|
全般 |
Windows PE または標準オペレーティング システム |
タスク シーケンスで使用するための変数の値を設定します。 |
|
イメージ |
Windows PE のみ |
Windows PE から新しいパーティション システムへの移行を実行します。 |
タスク シーケンスが参照するコンテンツの配布方法
コンテンツを参照するタスク シーケンスをクライアントで実行する前に、そのコンテンツを配布ポイントに配布する必要があります。 任意の時に、タスク シーケンスを選択してそのコンテンツを配布し、配布用の参照パッケージの新しい一覧を作成することができます。 配布されるコンテンツは、現在タスク シーケンスで参照されているコンテンツであり、タスク シーケンスに加えられた変更は自動的には含まれません。
タスク シーケンスで参照されるコンテンツを配布するには、次の手順に従います。
参照コンテンツを配布ポイントに配布するには
-
Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
-
[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
-
[タスク シーケンス] 一覧で、配布するタスク シーケンスを選択します。
-
[ホーム] タブの [展開] グループで [コンテンツの配布] をクリックして、コンテンツの配布ウィザードを起動します。
-
[全般] ページで、配布対象のタスク シーケンスが正しく選択されていることを確認して、[次へ] をクリックします。
-
[コンテンツ] ページで、配布するコンテンツ (タスク シーケンスによって参照されるブート イメージなど) を確認して、[次へ] をクリックします。
-
[コンテンツの配布先] ページで、タスク シーケンスのコンテンツの配布先となるコレクション、配布ポイント、または配布ポイント グループを指定して、[次へ] をクリックします。
重要 選択したタスク シーケンスで既に特定の配布ポイントに配布されている参照コンテンツを参照する場合、その配布ポイントはウィザードの一覧には表示されません。
-
ウィザードを完了します。
System Center 2012 R2 Configuration Manager から、タスク シーケンスのコンテンツを事前設定できるようになりました。Configuration Manager により、ファイル、関連する依存関係、選択したコンテンツに関連するメタデータを含む、圧縮された事前設定コンテンツ ファイルが作成されます。 次に、サイト サーバー、セカンダリ サイト、または配付ポイントにコンテンツを手動でインポートします。 事前設定のコンテンツ ファイルの詳細については、「コンテンツの事前設定」の「Configuration Manager のコンテンツ管理の操作とメンテナンス」セクションを参照してください。
タスク シーケンスの展開方法
タスク シーケンスをコレクション内のコンピューターに展開するには、次の手順に従います。
警告 |
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System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降 では、危険度の高いタスク シーケンスの展開の動作を管理することができます。 危険度の高い展開とは、展開が自動的にインストールされますが、望ましくない結果が生じる可能性がある展開です。 たとえば、オペレーティング システムを展開する必須の目的を持つタスク シーケンスは、危険度の高い展開と見なされます。 詳細については、「Configuration Manager での危険度の高い展開設定の構成」をご覧ください。 |
[!メモ]
タスク シーケンスの展開に関する状態メッセージは、プライマリ サイトでは [メッセージ] ウィンドウに表示されますが、中央管理サイトでは表示されません。
タスク シーケンスを展開するには
-
Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
-
[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
-
[タスク シーケンス] 一覧で、展開するタスク シーケンスを選択します。
-
[ホーム] タブの [展開] グループで、[展開] をクリックします。
[!メモ]
[展開] を使用できない場合は、タスク シーケンスに無効な参照が含まれています。 参照を修正してから、あらためて、タスク シーケンスを展開してみてください。
-
[全般] ページで、次の情報を指定してから、[次へ] をクリックします。
- **タスク シーケンス**:展開するタスク シーケンスを指定します。 既定では、���のボックスには、選択したタスク シーケンスが表示されます。 - **コレクション**:タスク シーケンスを実行するコンピューターを含むコレクションを指定します。 オペレーティング システムをインストールするタスク シーケンスを不適切なコレクション (**すべてのシステム**など) に展開しないでください。 必ず、選択するコレクションにはタスク シーケンスを実行するコンピューターのみが含まれるようにしてください。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降 では、危険度の高い展開 (オペレーティング システムなど) を行う際に、[<STRONG>コレクションの選択</STRONG>] ウィンドウには、サイトのプロパティで構成されている展開の検証の設定に適合するカスタム コレクションのみが表示されます。 危険度の高い展開は、常にカスタム コレクション、作成されたコレクション、および組み込みの<STRONG>不明なコンピューター</STRONG> コレクションに制限されています。 危険度の高い展開を作成する際、<STRONG>すべてのシステム</STRONG>などの組み込みのコレクションは選択できません。<STRONG>[メンバー数がサイトの最小サイズ構成を超えるコレクションを非表示にする]</STRONG> をオフにすると、構成済みの最大サイズよりクライアント数が少ないすべてのカスタム コレクションが表示されます。 詳細については、「<A href="mt131412(v=technet.10).md">Configuration Manager での危険度の高い展開設定の構成</A>」をご覧ください。</P> > <P>展開の検証の設定は、コレクションの現在のメンバーシップに基づきます。 タスク シーケンスを展開した後に、コレクションのメンバーシップは危険度の高い展開の設定に対して再評価されません。</P> > <P>たとえば、<STRONG>既定サイズ</STRONG> を 100、<STRONG>最大サイズ</STRONG>を 1000 に設定します。 危険度の高い展開の作成時に、<STRONG>[コレクションの選択]</STRONG> ウィンドウには、含まれるクライアント数が 100 未満のコレクションのみが表示されます。<STRONG>[メンバー数がサイトの最小サイズ構成を超えるコレクションを非表示にする]</STRONG> の設定をオフにすると、含まれるクライアント数が 1000 未満のコレクションがウィンドウに表示されます。</P> > <P>サイトの役割を含むコレクションを選択すると、次のことが適用されます。</P> > <UL> > <LI> > <P>コレクションにサイト システム サーバーが含まれていて、展開の検証の設定で、サイト システム サーバーが含まれるコレクションをブロックするように構成されていると、エラーが発生し続行することができません。</P> > <LI> > <P>コレクションにサイト システム サーバーが含まれていて、展開の検証の設定で、サイト システム サーバーが含まれている場合に警告するように構成されていると、コレクションのサイズが既定の値を超えている場合、またはコレクションにサーバーが含まれている場合は、ソフトウェアの展開ウィザードに危険度が高いことを通知する警告が表示されます。 この場合、危険度の高い展開を作成することに同意する必要があります。これにより、監査ステータス メッセージが作成されます。</P></LI></UL> </div> - **コメント (オプション)**:タスク シーケンスの展開について説明する追加情報を指定します。
-
[展開設定] ページで、次の情報を指定して、[次へ] をクリックします。
- **目的**:ドロップダウン リストから、次のいずれかのオプションを選択します。 - **利用可能**:タスク シーケンスがユーザーに展開された場合は、ユーザーはアプリケーション カタログで発行されたタスク シーケンスを見て、必要に応じて要求することができます。 タスク シーケンスがデバイスに展開された場合は、ユーザーはソフトウェア センターでそれを見て、必要に応じてインストールすることができます。 - **必須**:タスク シーケンスは、構成されたスケジュールに従って自動的に展開されます。 ただし、ユーザーはタスク シーケンスの展開ステータスを (非表示にされていなければ) 追跡して、ソフトウェア センターを使用してタスク シーケンスを期限前にインストールすることができます。 - System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降: **ユーザーのログインに関係なくスケジュールに従って自動的に展開する**:タスク シーケンスを展開するときは、このオプションを使用できません。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>System Center 2012 Configuration Manager SP1 では、このオプションの名前は [<STRONG>ユーザーのプライマリ デバイスにソフトウェアを事前に展開する</STRONG>] となっています。</P> </div> - **ウェイクアップ パケットの送信**:展開の目的を \[必須\] に設定し、このオプションを選択している場合、インストールの期限時刻にコンピューターをスリープ状態から復帰させるため、展開がインストールされる前にコンピューターにウェイクアップ パケットが送信されます。 このオプションを使用する前に、コンピューターおよびネットワークを Wake On Lan 用に構成する必要があります。 - System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降: **インストールの期限後、クライアントが従量制のインターネット接続を使用してコンテンツをダウンロードできるようにする (追加料金が生じる可能性があります)**:アプリケーションをインストールし、オペレーティング システムを展開しないタスク シーケンスがある場合、従量制インターネット接続を使用するときに、クライアントがインストールの期限後にコンテンツをダウンロードすることを許可するかどうかを指定できます。 インターネット プロバイダーは、従量制インターネット接続を使用しているときに送受信したデータ量に基づいて課金することがあります。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>従量制インターネット接続は、オペレーティング システムを展開しないタスク シーケンスで使用できる可能性がありますが、サポートされません。</P> </div> - **ユーザーがこのアプリケーションを要求した場合に管理者の承認を必要とする**:タスク シーケンスを展開するときは、このオプションを使用できません。 - このタスク シーケンスをいつ利用可能にするかを指定します。 使用できるオプションは、実行している Configuration Manager のバージョンによって異なります。 - **ブート メディアおよび PXE で使用可能にする**:サービス パックなしの Microsoft System Center 2012 Configuration Manager のみ: オペレーティング システムをブート メディアまたは PXE を使用して展開する場合にタスク シーケンスを実行できるようにするかどうかを指定します。 このオプションを選択すると、\[配布ポイント\] ページの \[タスク シーケンスを開始する前にすべてのコンテンツをローカルにダウンロードする\] を使用できません。 - System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降: **利用できるようにする項目**:タスク シーケンスを Configuration Manager クライアント、メディア、または PXE で使用可能にするかどうかを指定します。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>自動タスク シーケンスの展開に [メディアと PXE のみ (非表示)] 設定を使用します。 ユーザーの操作なしでコンピューターが展開に自動的に起動されるように、[オペレーティング システムの無人展開を許可する] を選択し、メディアの一部として SMSTSPreferredAdvertID 変数を設定します。 タスク シーケンス変数の詳細については、「<a href="hh273375(v=technet.10).md">Configuration Manager のタスク シーケンス組み込み変数</a>」を参照してください。</p></td> </tr> </tbody> </table> </div>
-
[スケジュール] ページで、次の情報を指定して、[次へ] をクリックします。
重要 PXE またはブート メディアから Windows PE クライアントを起動した時は、クライアントは展開スケジュールを評価しません (開始、期限切れまたは期限の時間)。 完全な Windows オペレーティング システムから開始されるクライアントへの展開でのスケジュールのみが構成されます。 Windows PE から起動するクライアントに展開されているアクティブなタスク シーケンスを制御するメンテナンス ウィンドウなど、他の方法を使用してください。
- **この展開が使用可能になる日時を指定する**:タスク シーケンスを対象コンピューターで実行可能にする日時を指定します。 \[UTC\] チェック ボックスを選択すると、この設定により、対象コンピューターのローカル時刻に従って、複数の対象コンピューターで、異なる時刻ではなく同じ時刻に、タスク シーケンスが使用可能になります。 必要な時刻よりも開始時刻が早い場合、クライアントは、指定された開始時刻にタスク シーケンスをダウンロードします。 - **この展開の有効期限を指定する**:タスク シーケンスを対象コンピューターで期限切れにする日時を指定します。 \[UTC\] チェック ボックスを選択すると、この設定により、対象コンピューターのローカル時刻に従って、複数の対象コンピューターで、異なる時刻ではなく同じ時刻に、タスク シーケンスが期限切れになります。 - **割り当てスケジュール**:必須のタスク シーケンスを対象コンピューターで実行する日時を指定します。 複数のスケジュールを追加することができます。 スケジュールの開始日時、タスク シーケンスを毎週、毎月、カスタム間隔のうちのどの頻度で実行するか、また、タスク シーケンスをイベント (コンピューターへのログインやログオフなど) の後で実行するかどうかを指定することができます。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>必須のタスク シーケンスが使用可能になる日時よりも前に開始日時をスケジュールすると、Configuration Manager クライアントは、タスク シーケンスがもっと早い日時に使用可能になっても、スケジュールされた開始時刻にタスク シーケンスをダウンロードします。</P> </div> - **再実行の動作**:タスク シーケンスをどのような場合に再実行するかを指定します。 次のいずれかを指定することができます。 - **展開されたプログラムを再実行しない**:既にクライアントで実行されている場合、タスク シーケンスは再実行されません。 最初に実行が失敗していても、またはタスク シーケンス ファイルが変更されていても、タスク シーケンスは再実行されません。 - **プログラムを常に再実行する**:展開がスケジュールされている場合に、既にクライアントで正常に実行されていても、タスク シーケンスが常に再実行されます。 この設定は、特に、タスク シーケンスが定期的に更新される反復的な展開を使用する場合に便利です。 <div class="alert"> <table> <colgroup> <col style="width: 100%" /> </colgroup> <thead> <tr class="header"> <th><img src="images/Hh221353.s-e6f6a65cf14f462597b64ac058dbe1d0-system-media-system-caps-important(SC.12).jpeg" title="System_CAPS_important" alt="System_CAPS_important" />重要</th> </tr> </thead> <tbody> <tr class="odd"> <td><p>このオプションは、既定で設定されますが、必要な展開を割り当てるまでは影響を及ぼしません。 使用可能な展開は、いつでもユーザーが再実行することができます。</p></td> </tr> </tbody> </table> </div> - **前回の試行に失敗した場合は再実行する**:展開がスケジュールされている場合に、前回の実行が失敗していれば、タスク シーケンスが再実行されます。 この設定は、特に、必須の展開で前回の実行が失敗したときに自動的に割り当てスケジュールに従って再試行されるようにする場合に便利です。 - 前回の試行に成功した場合は再実行する:前回クライアントで正常に実行された場合にのみ、タスク シーケンスが再実行されます。 この設定は、特に、タスク シーケンスが定期的に更新され、それぞれの更新で前回の更新プログラムが正常にインストールされていることが必要となる反復的な展開を使用する場合に便利です。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>ユーザーは使用可能なタスク シーケンスの展開を再実行できるので、使用可能なタスク シーケンスを実稼働環境に展開する前に、ユーザーがタスク シーケンスを何回も再実行した場合にどのようなことが起こるかを慎重に評価およびテストしてください。</P> </div>
-
[ユーザー エクスペリエンス] ページで、次の情報を指定して、[次へ] をクリックします。
- **割り当てられたプログラムの個別の実行をユーザーに許可する**:必要なタスク シーケンスをユーザーが展開割り当てとは別個に実行できるようにするかどうかを指定します。 - **タスク シーケンスの進行状況の表示**:Configuration Manager クライアントでタスク シーケンスの進捗状況を表示するかどうかを指定します。 - **ソフトウェア インストール**:スケジュールされている日時以降の構成済みメンテナンス期間外でユーザーがソフトウェアをインストールできるようにするかどうかを指定します。 - **システムの再起動 (インストールの完了に必要な場合)**:ソフトウェアのインストール後に、割り当て日時以降のメンテナンス期間外でユーザーがコンピューターを再起動できるようにするかどうかを指定します。 - **クライアントのタスク シーケンスをインターネット上で実行できるようにする**:Configuration Manager でインターネット上に存在するものとして検出されるインターネット ベースのクライアントでタスク シーケンスを実行できるようにするかどうかを指定します。 オペレーティング システムなどのソフトウェアをインストールする操作は、この設定ではサポートされていません。 このオプションは、標準オペレーティング システムで操作を実行する一般的なスクリプト ベースのタスク シーケンスにのみ使用してください。 - **Windows Embedded デバイスに対してフィルター処理を書き込む**Configuration Manager SP1 のみ。 書き込みフィルターが有効にされた Windows Embedded デバイスにタスク シーケンスを展開するときに、タスク シーケンスを一時オーバーレイにインストールし、変更を後でコミットするか、インストール期限またはメンテナンス期間中に変更をコミットするかを指定できます。 インストールの期限またはメンテナンス期間中に変更をコミットする場合は、再起動が必要になります。再起動すると、デバイスに変更が保持されます。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>アプリケーションを Windows Embedded デバイスに展開する場合、デバイスが、メンテナンス期間が構成されたコレクションのメンバーであることを確認します。</P> </div>
-
[アラート] ページで、このタスク シーケンスによる展開に必要なアラート設定を指定して、[次へ] をクリックします。
-
[配布ポイント] ページで、次の情報を指定して、[次へ] をクリックします。
展開オプション:次のいずれかのオプションを指定します。
[!メモ]
オペレーティング システムの展開にマルチキャストを使用する場合、必要に応じて、タスク シーケンスの実行前に、コンテンツを対象コンピューターにダウンロードする必要があります。
タスク シーケンスで必要な場合、クライアントが配布ポイントから対象コンピューターにコンテンツをダウンロードするように指定します。
タスク シーケンスを実行する前に、クライアントが、配布ポイントから対象コンピューターにすべてのコンテンツをダウンロードするように指定します。 タスク シーケンスを PXE およびブート メディアの展開に使用できるように指定した場合、このオプションは表示されません ([展開設定] ページを参照してください)。
クライアントが配布ポイントからコンテンツを実行するように指定します。 タスク シーケンスに関連付けられたすべてのパッケージが、配布ポイントでパッケージ共有を使用できるように構成されている場合にのみ、このオプションを使用できます。 コンテンツがパッケージ共有を使用できるようにするには、各パッケージの [プロパティ] の [データ アクセス] タブを参照してください。
ローカルの配布ポイントを利用できない場合は、リモートの配布ポイントを使用する:クライアントで低速ネットワーク上または信頼性の低いネットワーク上の配布ポイントを使用してタスク シーケンスに必要なコンテンツをダウンロードするかどうかを指定します。
-
ウィザードを完了します。
タスク シーケンスのエクスポートおよびインポート方法
タスク シーケンスは、オペレーティング システム イメージ、ブート イメージ、クライアント エージェント パッケージ、ドライバー パッケージ、依存関係があるアプリケーションなど、関連するオブジェクトを含めて、または含めずに、インポートおよびエクスポートすることができます。
タスク シーケンスをエクスポートおよびインポートする際には、次のことを考慮してください。
タスク シーケンスに含まれているパスワードはエクスポートされません。 パスワードを含むタスク シーケンスをエクスポートおよびインポートする場合は、インポートされたタスク シーケンスを編集して任意のパスワードを再指定する必要があります。ドメインまたはワークグループへの参加、ネットワーク ドライブのマップ、コマンド ラインの実行 アクションに対するパスワードが指定されていることを確認してください。
ベスト プラクティスとして、複数のプライマリ サイトがある場合は、中央管理サイトにタスク シーケンスをインポートしてください。
タスク シーケンスをエクスポートおよびインポートするには、次の手順に��います。
タスク シーケンスをエクスポートするには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
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[タスク シーケンス] 一覧で、エクスポートするタスク シーケンスを選択します。 複数のタスク シーケンスを選択すると、それらは 1 つのエクスポート ファイルに保存されます。
-
[ホーム] タブの [タスク シーケンス] グループで、[エクスポート] をクリックして、タスク シーケンスのエクスポート ウィザードを開始します。
-
[全般] ページで、次の設定を指定して [次へ] をクリックします。
- \[ファイル\] ボックスで、エクスポート ファイルの場所と名前を指定します。 ファイル名を直接入力する場合は、必ず .zip 拡張子をファイル名に含めてください。 エクスポート ファイルを参照する場合は、自動的にファイル名の拡張子が追加されます。 - タスク シーケンスの依存関係をエクスポートしない場合は \[タスク シーケンスのすべての依存関係をエクスポート\] チェック ボックスをオフにします。 既定では、すべての関連オブジェクトがスキャンされて、タスク シーケンスと共にエクスポートされます。 これには、アプリケーションに関するあらゆる依存関係が含まれます。 - コンテンツをパッケージ ソースからエクスポート場所にコピーしない場合は、\[選択したタスク シーケンスとその依存関係をすべてエクスポート\] チェック ボックスをオフにします。 このチェック ボックスを選択すると、タスク シーケンスのインポート ウィザードでインポート パスが新しいパッケージ ソースの場所として使用されます。 - \[管理者のコメント\] ボックスに、エクスポートするタスク シーケンスの説明を追加します。
-
ウィザードを完了します。
次の出力ファイルが作成されます。
コンテンツをエクスポートしない場合: .zip ファイル。
コンテンツをエクスポートする場合: export_files という名前の .zip ファイル (export は、エクスポートされるコンテンツを含む .zip ファイルの名前)。
タスク シーケンスをエクスポートするときにコンテンツを含める場合は、必ず .zip ファイルおよび export_files フォルダーをコピーしてください。さもないと、インポートが失敗します。
タスク シーケンスをインポートするには
-
Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
-
[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
-
[ホーム] タブの [作成] グループで、[タスク シーケンスのインポート] をクリックして、タスク シーケンスのインポート ウィザードを開始します。
-
[全般] ページで、エクスポートする .zip ファイルを指定して、[次へ] をクリックします。
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[ファイル コンテンツ] ページで、インポートするオブジェクトごとに必要なアクションを選択します。 このページには、Configuration Manager でインポートされるすべてのオブジェクトが表示されます。
- まだオブジェクトがまったくインポートされていない場合は、\[新規作成\] を選択します。 - 既にオブジェクトがインポートされている場合は、次のいずれかのアクションを選択します。 - **重複を無視する** (既定):オブジェクトはインポートされません。 代わりに、既存のオブジェクトがタスク シーケンスにリンクされます。 - **上書き**:既存のオブジェクトがエクスポートされたオブジェクトで上書きされます。 アプリケーションについては、リビジョンを追加して既存のアプリケーションを更新したり、新しいアプリケーションを作成したりすることができます。
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ウィザードを完了します。
タスク シーケンスをインポートしたら、タスク シーケンスを編集して、元のタスク シーケンスに含まれていたパスワードを指定してください。 セキュリティ上の理由により、パスワードはエクスポートされません。
コンピューターおよびコレクション用のタスク シーケンス変数の作成方法
コンピューターおよびコレクションのカスタム タスク シーケンス変数を定義することができます。 コンピューターについて定義される変数を、コンピューターごとのタスク シーケンス変数といいます。 コレクションについて定義される変数を、コレクションごとのタスク シーケンス変数といいます。 競合が発生する場合は、コンピューターごとの変数がコレクションごとの変数より優先されます。 つまり、特定のコンピューターに自動的に割り当てられるタスク シーケンス変数は、そのコンピューターを含むコレクションに割り当てられる変数よりも優先されるということです。
たとえば、コレクション ABC で、ある変数がコレクションに割り当てられており、コレクション ABC のメンバーであるコンピューター XYZ に同じ名前の変数が割り当てられている場合、コンピューター XYZ に割り当てられている変数の方がコレクション ABC に割り当てられている変数よりも優先されます。
コンピューターごとの変数およびコレクションごとの変数を非表示にして、Configuration Manager コンソールに表示されないようにすることができます。 それらの変数が非表示にされなくなるようにする場合は、変数を削除してから、非表示にするオプションを選択せずに再定義する必要があります。 [この値を Configuration Manager コンソールに表示しない] オプションを使用すると、変数の値は表示されませんが、実行時にタスク シーケンスで引き続き使用できます。
コンピューターごとの変数は、プライマリ サイトまたは中央管理サイトで管理することができます。Configuration Manager では、1 コンピューター当たり 1000 を超える変数の割り当てはサポートされていません。
警告 |
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タスク シーケンスにコレクションごとの変数を使用する際には、次のことを考慮してください。
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コンピューターまたはコレクションのタスク シーケンス変数を作成するには、次の手順に従います。
コンピューターのタスク シーケンス変数を作成するには
-
Configuration Manager コンソールで、[資産とコンプライアンス] をクリックします。
-
[資産とコンプライアンス] ワークスペースで、変数の追加先のコンピューターを含むコレクションを展開します。
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コレクションを選択し、[プロパティ] をクリックします。
-
[プロパティ] ダイアログ ボックスで、[変数] タブをクリックします。
-
作成する変数ごとに、[<新規> 変数] ダイアログ ボックスの [新規] アイコンをクリックして、タスク シーケンス変数の名前と値を指定します。 変数を非表示にする場合は、[この値を Configuration Manager コンソールに表示しない] チェック ボックスをオフにし、変数が Configuration Manager コンソールに表示されないようにします。
-
すべての変数をコンピューターに追加したら、[OK] をクリックします。
コレクションのタスク シーケンス変数を作成するには
-
Configuration Manager コンソールで、[資産とコンプライアンス] をクリックします。
-
[資産とコンプライアンス] ワークスペースで、変数の追加先のコレクションを選択して、[プロパティ] を選択します。
-
[プロパティ] ダイアログ ボックスで、[コレクション変数] タブをクリックします。
-
作成する変数ごとに、[<新規> 変数] ダイアログ ボックスの [新規] アイコンをクリックして、タスク シーケンス変数の名前と値を指定します。 変数を非表示にする場合は、[この値を Configuration Manager コンソールに表示しない] チェック ボックスをオフにし、変数が Configuration Manager コンソールに表示されないようにします。
-
必要に応じて、タスク シーケンス変数の評価時に Configuration Manager で使用される優先度を指定します。
-
すべての変数をコレクションに追加したら、[OK] をクリックします。
タスク シーケンスを管理する追加のアクション
タスク シーケンスを選択する場合にその他のアクションを次の手順で実行し、タスク シーケンスの管理を行うことができます。
管理するタスク シーケンスを選択するには
-
Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
-
[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで [オペレーティング システム] を展開して、[タスク シーケンス] をクリックします。
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[タスク シーケンス] 一覧で、管理するタスク シーケンスを選択して、次のいずれかのオプションを選択します。
タスク シーケンスの管理のためのその他のアクションの詳細については、次の表を参照してください。
操作 |
説明 |
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コピー |
選択されたタスク シーケンスのコピーを作成します。 このアクションは、既存のタスク シーケンスを基にして新しいタスク シーケンスを作成する場合に便利です。 タスク シーケンスのコピーをフォルダーに作成すると、そのコピーは、タスク シーケンス ノードが最新の情報に更新されるまで表示されます。 更新後、コピーはルート フォルダーに表示されます。 |
無効化 |
タスク シーケンスを無効にしてコンピューターで実行できないようにします。 無効になっているタスク シーケンスは、コンピューターに展開することはできますが、有効になるまでコンピューターでは実行されません。 |
有効化 |
タスク シーケンスを有効にして実行できるようにします。 展開済みのタスク シーケンスは、有効にした後に再展開する必要はありません。 |
事前設定コンテンツ ファイルの作成 |
System Center 2012 R2 Configuration Manager 以降: タスク シーケンスのコンテンツを事前設定するために、事前設定コンテンツ ファイルの作成ウィザードを起動します。 事前設定コンテンツ ファイルを作成する方法については、「コンテンツの事前設定」の「Configuration Manager のコンテンツ管理の操作とメンテナンス」を参照してください。 |
移動 |
選択されたタスク シーケンスを別のフォルダーに移動します。 |
プロパティ |
選択したタスク シーケンスの [プロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。 このダイアログ ボックスを使用して、タスク シーケンス オブジェクトの動作を変更します。 ただし、タスク シーケンス ステップをこのダイアログ ボックスで変更することはできません。 |