キーフレーム間のアニメーションの補間の変更
キーフレーム間の補間では、2 つのキーフレーム間の経過時間中に、プロパティの変化がどのようにアニメーション化されるかについてが示されます。キーフレーム間の補間を変更することで、より現実的なアニメーションを表示できます。たとえば、ボールの跳ね返りをアニメーション化する場合は、ボールが空中に上がるときに移動が減速し、地面に落ちるときに加速するようにキーフレーム間の補間を変更できます。
キー スプライン エディタを使用してキーフレームの補間を変更するには
Microsoft Expression Blend 2 で、グラフィカル エディタを使用してキーフレーム間の補間を変更できます。これにより、「ポップアップ メニューを使用してキーフレームの補間を変更するには」の手順で説明する [イーズ イン]、[イーズ アウト]、および [ホールド アウト] の値を使用するよりも細かく制御できます。
[オブジェクトとタイムライン] の下の [ストーリーボードを開く] ボタン をクリックしてストーリーボードを選択することにより、[ストーリーボードの選択] からタイムラインを選択します。
オブジェクト ツリーを展開して、変更するキーフレームを表示します。たとえば、オブジェクト全体のアニメーションを変更する場合は、オブジェクトレベルのキーフレームを選択します。キーフレームの種類の詳細については、「キーフレーム」を参照してください。
タイムライン バーで、1 つまたは複数のキーフレーム を選択します。複数のキーフレームを選択するには、Ctrl キーを押しながらクリックします。単純キーフレームの選択では、オブジェクト階層の上位にあるキーフレームが強制的に選択される場合があります。
[プロパティ] パネルの [イージング] に、KeySpline プロパティのグラフが表示されます。
メモ : このグラフには、隣接するキーフレームの各セット間の時間について、アニメーション化されたプロパティの値がプロットされます。つまり、選択したそれぞれのキーフレームについて、グラフは時間が選択したキーフレームに近づいたときのアニメーション プロパティの値に影響します。一般に、線の傾斜が急なほど、そのポイントでの補間が高速になります。
グラフが左下隅から右上隅への直線の場合は、遷移がスムーズになります。
どちらかのエンドポイントをドラッグして、前のキーフレームを離れ、選択したキーフレームに入った後のプロパティ値の変化の速さを変更できます。たとえば、次のキー スプライン グラフでは、アニメーションが開始時に非常に低速になり、最後の位置にスナップされるように見えます。
[再生] ボタン をクリックしてアニメーションの変化をテストします。
ポップアップ メニューを使用してキーフレームの補間を変更するには
[オブジェクトとタイムライン] の下の [ストーリーボードを開く] ボタン をクリックしてストーリーボードを選択することにより、[ストーリーボードの選択] からタイムラインを選択します。
オブジェクト ツリーを展開して、変更するキーフレームを表示します。たとえば、オブジェクト全体のアニメーションを変更する場合は、オブジェクトレベルのキーフレームを選択します。キーフレームの種類の詳細については、「キーフレーム」を参照してください。
タイムライン バーで、1 つまたは複数のキーフレーム を選択します。複数のキーフレームを選択するには、Ctrl キーを押しながらクリックします。単純キーフレームの選択では、オブジェクト階層の上位にあるキーフレームが強制的に選択される場合があります。
選択したキーフレームのいずれかを右クリックし、目的の補間オプションを選択します。別の補間効果を追加するには、キーフレームを再度右クリックして選択します。
イーズ イン イーズ イン値では、キーフレームに近づくときにプロパティ値がどのように変化するかを指定します。イーズの度合いは、0% (イーズなし) から 100% (フル イーズ。編集されたキーフレームと次のキーフレーム間の半分の時間) までの値で指定できます。
イーズ アウト イーズ アウト値では、キーフレームから離れるときにプロパティ値がどのように変化するかを指定します。イーズの度合いは、0% (イーズなし) から 100% (フル イーズ。編集されたキーフレームと次のキーフレーム間の半分の時間) までの値で指定できます。
**ホールド アウト **ホールド アウトでは、時間が経過しても補間は変化しません。代わりに、変更の発生したキーフレームに再生ヘッドが到達したときに、新しいプロパティ値が急激に変化します。ホールド アウト効果は切り替えです。したがって、効果を除去する場合は、ドロップダウン ボックスを開き、[ホールド アウト] をもう一度クリックします。
線形 (ドロップダウン リストには表示されません) 線形補間では、キーフレーム間でプロパティ値を等分に変化させることができます。2 つのキーフレーム間の補間は、最初のキーフレームの [イーズ アウト] 値が 0% で、2 番目のキーフレームの [イーズ イン] 値が 0% の場合に線形になります。
[再生] ボタン をクリックしてアニメーションの変化をテストします。