ファイル変更の表示または比較

Microsoft Expression Blend のテキスト ビューアーで、さまざまなバージョンのファイルを表示したり、2 つのバージョンを比較したりできます。ファイルの比較は、チームの他のメンバーがチェックインした変更を確認するときに便利です。

あるバージョンのファイルを表示するには

次に、テキスト ビューアーでファイルを開く手順を示します。この他にも、.xaml ファイルの特定のバージョンを取得して、アートボード上に開くことができます。詳細については、「ファイルの指定バージョンの確認」を参照してください。

  1. [プロジェクト] パネルで、表示するファイルを右クリックし、[このアイテムの履歴の表示] をクリックします。

    [履歴] ダイアログ ボックスが開き、このファイルに加えられた変更が一覧表示されます。

    Ee341452.alert_tip(JA-JP,Expression.30).gifヒント :

    表示したいファイルを見つけるには、[コメント] 列のチェックインに関する説明を読むか、一覧から特定のバージョンを選択して [詳細] をクリックし、このバージョンのチェックインされているファイルの一覧を確認します。

  2. 一覧からバージョンを 1 つ選択して、[表示] をクリックします。

    テキスト エディター (メモ帳など) が開き、選択したバージョンのファイルが表示されます。必要に応じて、テキスト エディターの検索機能を使ったり、ファイルを別の場所に保存したりします。

    Ee341452.alert_tip(JA-JP,Expression.30).gifヒント :

    ファイルをチェックアウトすると、現在表示しているバージョンで上書きして、事実上古いバージョンに戻すことができます。ただし、そのバージョンのファイルでプロジェクトを問題なくビルドするには、他のファイルの古いバージョンが必要な場合があります。そのため、前のバージョンに戻す場合は、MSDN の「方法 : 変更セットをロールバックする」に従うことをお勧めします。

ファイルの 2 つのバージョンを比較するには

  1. [プロジェクト] パネルで、表示するファイルを右クリックし、[このアイテムの履歴の表示] をクリックします。

    [履歴] ダイアログ ボックスが開き、このファイルに加えられた変更が一覧表示されます。

  2. 一覧からバージョンを 1 つ選択してから、Ctrl キーを押しながら別のバージョンを選択します。

  3. [比較] をクリックします。

    テキスト ビューアーが開き、2 つのバージョンが左右に並んで表示されます。ビューアーの下端に、行の色分けの凡例が示されます。ビューアー ウィンドウの内部をクリックすると、上端にあるツールを使って、テキストの検索、ブックマークの設定、色分けされている変更箇所への移動を行えるようになります。

開いているファイルを古いバージョンと比較するには

ここで説明する手順は、チェックインしているときに競合を解決する場合や、まだチェックインしていないファイルと最新バージョンの違いを確認したい場合に便利です。

  1. [プロジェクト] パネルで、表示するファイルを右クリックし、[このアイテムの履歴の表示] をクリックします。

    [履歴] ダイアログ ボックスが開き、このファイルに加えられた変更が一覧表示されます。

  2. バージョンを 1 つだけ選択します。たとえば、最新バージョン (変更セットの番号が一番大きいもの) を選択します。

  3. [比較] をクリックします。

    テキスト ビューアーが開き、片方のウィンドウには選択したバージョンが、もう片方にはローカル コピーが表示されます。

    ファイルの 2 つのバージョンを比較した例

    Ee341452.f841e25f-8a25-4f9b-a76c-3280e1d23b90(JA-JP,Expression.30).png

関連項目

タスク

保留中の変更一覧の取り消しまたは表示

ファイルの指定バージョンの確認

概念

ファイル チェックイン時の競合のマージおよび解決