ブラシリソースまたは色リソースの作成

[アーティクル]
10/11/2017

再利用可能なブラシまたは色を作成し、他のオブジェクトに適用できます。リソースは 1 つの場所で変更できるため、属性をコピーおよび適用するよりも多くのメリットがあります。リソースを変更すると、そのリソースを使用するすべてのオブジェクトが瞬時に更新されます。

メモ :
Microsoft Expression Blend では、さまざまな方法でリソースを作成できます。このトピックでは、ブラシリソースおよび色リソースを作成する方法について説明していますが、リソースはほとんどのプロパティから作成できます。さらに、コントロールに適用できるスタイルリソースまたはテンプレートリソースを作成し、コントロールの外観または動作を瞬時に変更することもできます。追加のリソースの種類を作成する方法については、「再利用可能リソースの作成」を参照してください。プロジェクト内で使用されているすべてのリソースは、[リソース] パネルで確認できます。

Microsoft Expression Blend では、さまざまな方法でリソースを作成できます。このトピックでは、ブラシリソースおよび色リソースを作成する方法について説明していますが、リソースはほとんどのプロパティから作成できます。さらに、コントロールに適用できるスタイルリソースまたはテンプレートリソースを作成し、コントロールの外観または動作を瞬時に変更することもできます。追加のリソースの種類を作成する方法については、「再利用可能リソースの作成」を参照してください。プロジェクト内で使用されているすべてのリソースは、[リソース] パネルで確認できます。

ブラシリソースを作成するには

リソースに変換するブラシプロパティを持つオブジェクトがアートボードにない場合は、[ツール] パネルから [楕円] を選択し、アートボードに楕円を描画します。プロパティパネルに新しい楕円オブジェクトのプロパティが表示され、[ブラシ] で Fill プロパティが選択されています。
[プロパティ] パネルの [ブラシ] で、[単色ブラシ] タブ、[グラデーションブラシ] タブ、または [タイルブラシ] タブをクリックし、ブラシのプロパティの設定を開始します。
ブラシを保存する準備ができたら、ブラシの横の [詳細オプション] ([Fill プロパティや Background プロパティなど) をクリックし、[新しいリソースに変換] をクリックします。

[ブラシリソースの作成] ダイアログボックスが表示されます
[ブラシリソースの作成] ダイアログボックスで、新しいリソースの名前 (キー) を入力し、リソースの定義先 (アプリケーションレベル、ドキュメントレベル、オブジェクトレベル、またはリソースディクショナリの一部として) を選択して、[OK] をクリックします。
[リソース] パネルで作成したブラシリソースを表示および変更できます。

[リソース] パネルでブラシリソースを表示および変更

ブラシリソースを他のオブジェクトに適用するには

ブラシリソースを適用するオブジェクトを選択します。
[プロパティ] パネルの [ブラシ] で、変更するブラシプロパティを選択します。
[ブラシリソース] タブをクリックします。

[ローカルブラシリソース] で、オブジェクトに適用するブラシリソースを選択します。

選択したオブジェクトの Fill プロパティを Brush1 リソースに設定

Cc294725.af28e5e4-4861-45ac-b02d-e65386520ed7(ja-jp,Expression.40).png

メモ :
リソースをオブジェクトに適用する方法は他にもあります。たとえば、リソースをアートボードにドラッグしたり、[詳細オプション] ドロップダウンメニューを使用します。詳細については、「リソースの適用と削除」を参照してください。

色リソースを作成するには

リソースに変換する色プロパティを持つオブジェクトがアートボードにない場合は、[ツール] パネルから [楕円] を選択し、アートボードに楕円を描画します。[プロパティ] パネルに新しい楕円オブジェクトのプロパティが表示され、[ブラシ] で Fill プロパティが選択されています。

[プロパティ] パネルの [ブラシ] で、[単色ブラシ] タブ Cc294725.3a66ec96-47bb-47fc-8876-6b9456feec3a(ja-jp,Expression.40).png または [グラデーションブラシ] タブ Cc294725.91fb0c61-7b3b-4ae7-8a59-760e625e3bd7(ja-jp,Expression.40).png をクリックします。カラーエディターで色を選択します。[グラデーションブラシ] を変更する場合は、グラデーションの分岐点 Cc294725.a3c9e482-e99b-4504-8a02-9507487d1791(ja-jp,Expression.40).png ごとに色を選択できます。

ヒント :
[単色ブラシ ] を変更する場合や、[グラデーションブラシ] でグラデーションの分岐点を変更する場合は、カラーエディターの右下隅に [スポイト] が表示されます。このスポイトを選択すると、デスクトップのどこからでもカラーサンプルを取得し、選択したブラシにその色を適用できます。[グラデーションブラシ] を変更するときは、[グラデーションのスポイト] を選択し、Microsoft Expression Blend アプリケーションウィンドウ内で線を引くようにドラッグします。ポインターが通過した色がブラシに適用されます。Esc キーを押すと、いつでもスポイトの操作をキャンセルできます。

[単色ブラシ Cc294725.3a66ec96-47bb-47fc-8876-6b9456feec3a(ja-jp,Expression.40).png ] を変更する場合や、[グラデーションブラシ] Cc294725.91fb0c61-7b3b-4ae7-8a59-760e625e3bd7(ja-jp,Expression.40).png でグラデーションの分岐点を変更する場合は、カラーエディターの右下隅に [スポイト] Cc294725.2ab2d2fb-3478-4b33-87fb-3cdeb9df4d52(ja-jp,Expression.40).png が表示されます。このスポイトを選択すると、デスクトップのどこからでもカラーサンプルを取得し、選択したブラシにその色を適用できます。[グラデーションブラシ] Cc294725.91fb0c61-7b3b-4ae7-8a59-760e625e3bd7(ja-jp,Expression.40).png を変更するときは、[グラデーションのスポイト] グラデーションスポイトアイコンを選択し、Microsoft Expression Blend アプリケーションウィンドウ内で線を引くようにドラッグします。ポインターが通過した色がブラシに適用されます。Esc キーを押すと、いつでもスポイトの操作をキャンセルできます。

色を保存する準備ができたら、[色をリソースに変換] をクリックします。

色をリソースに変換

[色リソースの作成] ダイアログボックスが表示されます
[色リソースの作成] ダイアログボックスで、新しいリソースの名前 (キー) を入力し、リソースの定義先 (アプリケーションレベル、ドキュメントレベル、オブジェクトレベル、またはリソースディクショナリの一部として) を選択して、[OK] をクリックします。
[リソース] パネルで作成した色リソースは、ブラシリソースと同じように表示および変更できます。