オブジェクト データ ソースを使用してデータベースへ接続
データ ソースを直接 Microsoft Expression Blend に追加できます。
チームでの運用環境では、開発者がデザイナーに共通言語ランタイム (CLR) データ ソースを提供することがあります。これは、デザイナーが、選択した何らかの方法で Expression Blend プロジェクトのデータにバインドできるようにするためです。CLR データ ソースはクラス ライブラリ アセンブリ (.dll) に実装されます。この実装によって、データベース (SQL データベースなど) のデータ テーブルまたはデータ セットを設定し、そのデータを ObservableCollection に変換します。これは、Expression Blend (または Windows Presentation Foundation (WPF) を使用する任意のアプリケーション) がデータをバインドできるようにするためです。
C# で記述されたクラス ライブラリと、結果データにバインドする Expression Blend プロジェクトの例については、「試してみよう: サンプル SQL データベースからのデータ表示」を参照してください。
CLR オブジェクト データ ソースを追加するには
[プロジェクト] メニューの [参照の追加] をクリックします (または、Alt + Shift + R キーを押します)。
[参照の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
データ ソースを実装するアセンブリ (.dll) を見つけます。アセンブリを選択して、[開く] をクリックします。
.dll ファイルが [プロジェクト] パネルの [Reference] ノードに追加されます。
[データ] パネルで、[データ ソースの作成] 、[オブジェクト データ ソースの作成] の順にクリックします。
[オブジェクトのデータ ソースの作成] ダイアログ ボックスが表示されます。[インスタンスの作成先クラスを選択] の下に、次のアセンブリが表示されます。
プロジェクトの参照として追加した任意のデータ ソース アセンブリ。
既定のプロジェクト アセンブリ。
ヒント : 使用できるシステム アセンブリも表示するには、[すべてのアセンブリを表示する] チェック ボックスをオンにします。[検索] ボックスにクエリを入力すると、検索クエリを含むアセンブリに絞り込まれます。すべてのアセンブリを再表示するには、[検索] ボックスをクリアします。
[データ ソース名] フィールドにこのデータ ソースの名前を入力するか、既定値 (ObjectDataSource) のまま使用します。
[インスタンスの作成先クラスを選択] の下にあるアセンブリ名を展開し、オブジェクトを選択して、[OK] をクリックします。
これで [データ] パネルにデータ ソースから解析されたライブ データ が設定されます。データ ソースの各ノードのデータ型がかっこ内に表示されます。プロジェクト内のオブジェクトをデータにバインドできます。詳細については、「データへのオブジェクトのバインド」を参照してください。
関連項目
タスク
ライブ XML データ ソースの使用
データ ソースの削除
試してみよう: サンプル SQL データベースからのデータ表示
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