サンプル データからライブ データへの切り替え

アプリケーション内のオブジェクトをライブ データにバインドすると、そのデータを利用できる場合は、F5 キーを押してアプリケーションの実行したときに表示されます。そのため、データを表示するオブジェクトの外観をデザインするのが難しいことがあります。

アートボードでデザインしているときにデータを表示するには、サンプル データを使用します。また、アプリケーションを実行するときにサンプル データを表示することもできます。

サンプル データとライブ データを操作するときは、2 つのいずれかの方法を使用できます。

  • サンプル データの構造 (スキーマ) が、実稼働アプリケーションで使用するライブ データと同じ場合は、オブジェクトをサンプル データとライブ データに同時にバインドします。Microsoft Expression Blend のアートボードでサンプル データを表示し、実行時にライブ データを表示できるようになります。

  • サンプル データの構造が実稼働アプリケーションで使用するライブ データと同じでない場合は、サンプル データのバインドをライブ データのバインドで置き換える必要があります。

サンプル データからライブ データに切り替えるには

  1. アプリケーションを実行したときに表示されないようにサンプル データを無効にします。

    詳細については、「実行時にライブ データを有効にする」を参照してください。

  2. ライブ データのアイテムをサンプル データを表示していたコントロールにドラッグして、サンプル データのバインドをライブ データのバインドで置き換えます。

    詳細については、「データへのオブジェクトのバインド」を参照してください。

    tip noteヒント :

    ライブ データのスキーマがサンプル データのスキーマと同じ場合は、サンプル データのバインドが引き続き存在し、デザイン時のプロパティに保管されます。アートボードにはサンプル データが表示され、F5 キーを押してアプリケーションを実行するとライブ データが表示されます。

関連項目

タスク

アプリケーション実行時のサンプル データ表示

その他のリソース

ライブ データへの接続
サンプル データの作成

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