CAccessToken::CheckTokenMembership

更新 : 2007 年 11 月

指定された SID が CAccessToken オブジェクトで有効かどうかを判断します。

bool CheckTokenMembership(
   const CSid& rSid,
   bool* pbIsMember
) const throw(...);

パラメータ

  • rSid
    CSid クラス オブジェクトへの参照。

  • pbIsMember
    チェックの結果を受け取る変数へのポインタ。

戻り値

正常に終了した場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

解説

CheckTokenMembership メソッドは、アクセス トークンのユーザー SID およびグループ SID に、指定された SID が存在するかどうかをチェックします。SID が存在し、SE_GROUP_ENABLED 属性が設定されている場合は、pbIsMember には true が設定されます。それ以外の場合は、false が設定されます。

デバッグ ビルドでは、pbIsMember が有効なポインタでない場合にアサーション エラーが発生します。

1fxf258t.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

CAccessToken オブジェクトは、プライマリ トークンではなく偽装トークンであることが必要です。

必要条件

ヘッダー : atlsecurity.h

参照

参照

CAccessToken クラス

CheckTokenMembership

その他の技術情報

CAccessToken のメンバ