CRect::operator -

更新 : 2007 年 11 月

最初の 2 つのオーバーロードは、指定されたオフセットで移動された CRect に相当する CRect オブジェクトを返します。

CRect operator -( 
   POINT point  
) const throw( );
CRect operator -( 
   SIZE size  
) const throw( );
CRect operator -( 
   LPCRECT lpRect  
) const throw( );

パラメータ

  • point
    戻り値を移動するための単位数を指定する POINT 構造体または CPoint オブジェクト。

  • size
    戻り値を移動するための単位数を指定する SIZE 構造体または CSize オブジェクト。

  • lpRect
    戻り値の各辺を縮小するための単位数を指定する RECT 構造体または CRect オブジェクトへのポインタ。

戻り値

パラメータで指定された単位数により移動または縮小された CRect を返します。

解説

パラメータの xy (cx と cy) の値は CRect の位置から減算されます。

3 番目のオーバーロードは、パラメータの各メンバで指定された単位数で縮小された CRect に相当する新しい CRect を返します。このオーバーロードの機能は SubtractRect ではなく、DeflateRect に似ているので注意してください。

使用例

CRect   rect1(100, 235, 200, 335);
CPoint   pt(35, 65);
CRect   rect2;

rect2 = rect1 - pt;

CRect   rectResult(65, 170, 165, 270);

ASSERT(rect2 == rectResult);   

必要条件

ヘッダー : atltypes.h

参照

参照

CRect クラス

階層図

CRect::operator -=

CRect::operator +

CRect::OffsetRect

CRect::DeflateRect

CRect::SubtractRect

その他の技術情報

CRect のメンバ