_DTE.UserControl プロパティ
更新 : 2007 年 11 月
環境がユーザーまたはオートメーションのどちらによって起動されたかを示す値を設定または取得します。
名前空間 : EnvDTE
アセンブリ : EnvDTE (EnvDTE.dll 内)
構文
'宣言
Property UserControl As Boolean
'使用
Dim instance As _DTE
Dim value As Boolean
value = instance.UserControl
instance.UserControl = value
bool UserControl { get; set; }
property bool UserControl {
bool get ();
void set (bool value);
}
function get UserControl () : boolean
function set UserControl (value : boolean)
プロパティ値
型 : System.Boolean
環境がユーザー コントロールで実行されている場合は true。それ以外の場合は false。
解説
UserControl に true を設定すると、ユーザーは環境とやりとりできますが、この設定を行った後に、アドインやマクロによって false に戻すことはできません。
環境がユーザー コントロールによって実行されていない場合、最後の外部オートメーション クライアントとの接続が解除されると、環境はシャットダウンします。
[スタート] メニューから起動した環境は、ユーザーが作成した環境であるため、UserControl は true に設定されます。CoCreate によって起動した環境は、オートメーションによって作成された環境であるため、UserControl は false に設定されます。
オートメーションによってメイン ウィンドウの表示と非表示を制御できるのは、UserControl が false に設定されている場合だけです。true に設定し直すと、メイン ウィンドウを非表示にできなくなります。
新しいソリューションやドキュメントを手動で開こうとすると、UserControl が true に設定されます。自動で開こうとしても、値に影響はありません。
例
Sub UserControlExample()
MsgBox("Environment is running under user control?: " & DTE.UserControl)
End Sub
アクセス許可
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。