XmlWriter による XML の書き方
更新 : November 2007
XmlWriter クラスは、前方参照専用、書き込み専用、非キャッシュで XML ストリームを生成する手段を提供する抽象基本クラスです。このクラスを使って、W3C『Extensible Markup Language (XML) 1.0 (Second Edition)』勧告 (www.w3.org/TR/2000/REC-xml-20001006.html) および『Namespaces in XML』勧告 (www.w3.org/TR/REC-xml-names/) に準拠した XML ドキュメントを作成できます。
XmlWriter を使用すると、次の処理が可能です。
文字が有効な XML 文字かどうか、要素名と属性名が有効な XML 名かどうかを確認します。
XML ドキュメントが整形式かどうかを確認します。
バイナリ バイトを Base64 または BinHex としてエンコードし、エンコード後のテキストを書き出します。
文字列ではなく、共通言語ランタイム型を使って値を渡します。そうすれば、手動で値の変換を実行しなくても済みます。
複数のドキュメントを 1 つの出力ストリームに書き込みます。
有効な名前、修飾された名前、および名前トークンを書き込みます。
このセクションの内容
XmlWriter クラスの新機能
XmlWriter クラスの変更点について説明します。XmlWriter の使用
XmlWriter オブジェクトを作成する方法、特定の型を持つデータを書き込む方法、その他の一般的な XmlWriter の使用法を説明します。
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