[データ ソース] ウィンドウ

更新 : 2007 年 11 月

[データ ソース] ウィンドウには、プロジェクトのデータ ソースが表示されます。[データ ソース] ウィンドウを使用し、ウィンドウからプロジェクトのフォームに項目をドラッグしてデータ バインド コントロールから成るユーザー インターフェイスを作成します。項目にはドロップダウン コントロール リストがあり、コントロールをフォームにドラッグする前にこのリストからコントロールの種類を選択できます。独自に作成したコントロールなどの他のコントロールを追加して、コントロール リストをカスタマイズできます。

データ ソース ウィンドウ

[データ ソース] ウィンドウを使用すると、次の作業を実行できます。

[データ ソース] ウィンドウの表示

[データ] メニューの [データ ソースの表示] をクリックして、[データ ソース] ウィンドウを表示します。[データ] メニューは、Visual Studio でプロジェクトを開いた場合にのみ利用できます。

[データ ソース] ウィンドウの設定

プロジェクトにデータ ソースを追加して、[データ ソース] ウィンドウを設定します。[データ] メニューの [新しいデータ ソースの追加] をクリックするか、[データ ソース] ウィンドウの [新しいデータ ソースの追加] リンクをクリックして、データ ソース構成ウィザードで新しいデータ ソースを追加します。

データセット デザイナを使用して、プロジェクトに DataSet 項目を追加する方法でウィンドウを設定することもできます。詳細については、「方法 : 型指定されたデータセットを作成する」の「データセット デザイナでデータセットを作成するには」セクションを参照してください。

データ バインド コントロールの作成

[データ ソース] ウィンドウからフォームに項目をドラッグして新しいデータ バインド コントロールを作成するか、または [データ ソース] ウィンドウから既存のコントロールに項目をドラッグして、コントロールとドラッグした項目間にデータ バインディングを設定できます。[データ ソース] ウィンドウの各ノードを使用すると、フォームにドラッグして作成するコントロールの種類を選択できます。DataGridView にすべての列またはプロパティが表示される [グリッド] レイアウトを使用するか、個別のコントロールにすべての列またはプロパティが表示される [詳細] レイアウトを使用するかを選択する必要があります。コントロールをドラッグする前に、[データ ソース] ウィンドウの項目を選択し、項目のドロップダウン コントロール リストからコントロールを選択して作成するコントロールを選択できます。

関連するレコードを表示するデータ バインド コントロールの作成

関係を示すデータ ソース ウィンドウ

[データ ソース] ウィンドウでは、関連するテーブルが階層ツリー ビューで表示されます。たとえば、1 人の顧客が多数の注文を持つことができる Customers テーブルと Orders テーブルのデータセットでは、Orders テーブルは Customers テーブルの最後の列に展開可能なノードとして表示されます。これらの関連するテーブルからデータを表示し、選択した顧客に関連する注文を表示するためのデータ バインディングを設定するには、Customers と Orders の最上位ノードの項目ではなく、この関連するツリー ビューから項目をドラッグします。詳細については、「方法 : 関連するデータを Windows アプリケーションに表示する」を参照してください。

[データ ソース] ウィンドウで利用できるコマンド

次のコマンドは、[データ ソース] ウィンドウで右クリックすると利用できます。

  • [新しいデータ ソースの追加]
    データ ソース構成ウィザードが起動し、プロジェクトへの新しいデータ ソースの作成を支援します。

  • [デザイナで DataSet を編集]
    データセット デザイナで選択したデータセットを開きます。詳細については、「方法 : データセットを編集する」を参照してください。

  • [ウィザードで DataSet を構成]
    選択したデータ ソースの情報が設定された状態でデータ ソース構成ウィザードが開きます。

  • [更新]
    [データ ソース] ウィンドウとプロジェクトのデータ ソースとの同期をとります。

[データ ソース] ウィンドウからのデータ ソースの削除

[データ ソース] ウィンドウの項目はプロジェクトと同期されるので、プロジェクトから削除した項目は [データ ソース] ウィンドウに反映されます。たとえば、プロジェクトに Web サービスに基づいたデータ ソースがある場合、プロジェクトから Web への参照を削除すると、[データ ソース] ウィンドウから Web サービスのデータ ソースが削除されます。詳細については、「方法 : [データ ソース] ウィンドウからデータ ソースを削除する」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : [データ ソース] ウィンドウからドラッグしたときに作成されるコントロールを設定する

方法: [データ ソース] ウィンドウにカスタム コントロールを追加する

その他の技術情報

Windows アプリケーションのフォームでのデータの表示

データ アクセスを使用した作業の開始

Visual Studio でのデータへの接続

アプリケーションでデータを受け取る準備

アプリケーションへのデータのフェッチ

アプリケーションでのデータ編集

データの検証

データの保存