/nowarn (指定した警告の非表示) (C# コンパイラ オプション)

更新 : 2007 年 11 月

/nowarn オプションを使用すると、コンパイラからの警告が出力されないようにできます。警告番号が複数ある場合は、コンマで区切ります。

/nowarn:number1[,number2,...]

引数

  • number1, number2
    コンパイラで表示しないようにする警告の番号

解説

必要なのは、警告 ID の数値を指定することだけです。たとえば、CS0028 を表示しない場合は、/nowarn:28 と指定します。

コンパイラは、/nowarn に渡された警告番号のうち、以前のリリースで有効であり、今はコンパイラからは削除されている番号は無視します。たとえば、CS0679 は、Visual Studio .NET 2002 のコンパイラでは有効でしたが、それ以降は削除されています。

/nowarn オプションでは、次の警告が表示されないようにすることはできません。

コンパイラの警告 (レベル 1) CS2002

コンパイラの警告 (レベル 1) CS2023

コンパイラの警告 (レベル 1) CS2029

Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ] ページを開きます。詳細については、「方法 : ビルドのプロパティを設定する (C#)」を参照してください。

  2. [ビルド] プロパティ ページをクリックします。

  3. [警告の表示なし] プロパティを変更します。

このコンパイラ オプションをプログラムで設定する方法については、「DelaySign」を参照してください。

参照

その他の技術情報

C# コンパイラ オプション

プロジェクト プロパティ (Visual Studio)