Choose 関数
更新 : 2007 年 11 月
引数のリストから値を選択して返します。
Public Function Choose( _
ByVal Index As Double, _
ByVal ParamArray Choice() As Object _
) As Object
パラメータ
Index
必ず指定します。倍精度浮動小数点型 (Double) です。1 から引数 Choice で渡される要素数の範囲内の値を返す数式を指定します。Choice
必ず指定します。オブジェクト型 (Object) のパラメータ配列です。単一の変数を指定するか、またはオブジェクト (Object) データ型、コンマで区切られたオブジェクト型 (Object) の変数や式のリスト、要素がオブジェクト型 (Object) の 1 次配列を返す式を指定できます。
解説
Choose 関数は、Choice() で渡されるリストのメンバを Index の値に基づいて返します。Index が 1 であれば、リストの最初のメンバが選択され、Index が UBound(Choice()) であれば、リストの最後のメンバが選択されます。Index が範囲外の場合、Choose は Nothing 値を返します。
引数 Index が整数でない場合は、最も近い整数に丸めてから評価されます。
Choose 関数を使用すると、選択可能な値のリストから特定の値を検索できます。
メモ : |
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引数リスト内の式には、関数呼び出しが含まれることがあります。Choose の呼び出しに使用する引数リストを用意するために、Visual Basic コンパイラは、すべての式のすべての関数を呼び出します。このため、異なる式が Index で選択される場合は、呼び出されていない特定の関数に依存できません。 |
使用例
Choose 関数を使ってプロシージャに渡されたインデックス (パラメータ Ind) に対応する名前を返すコード例は、次のとおりです。
Function GetChoice(ByVal Ind As Integer) As String
GetChoice = CStr(Choose(Ind, "Speedy", "United", "Federal"))
End Function
必要条件
名前空間 : Microsoft.VisualBasic
モジュール : Interaction
アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)