方法 : データベース プロジェクトからファイルを除外する

ビルドおよび配置時に無視するために、データベース プロジェクトからファイルを一時的に除外することができます。たとえば、データベースの一部を分離開発環境にビルドおよび配置するときに、オブジェクトの一部にビルド エラーが含まれている場合などに、ファイルを除外できます。データベース プロジェクトからファイルを除外すると、そのファイルの [ビルド アクション] プロパティが「Build」に設定されている場合、そのファイルで定義されているオブジェクトは、スキーマ ビューに表示されなくなります。除外されたオブジェクトに依存するオブジェクトは、エラー状態 (赤い感嘆符) で表示されます。

Aa833186.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

[ビルド アクション] プロパティを「Not in Build」に変更することにより、ビルドに含まれないようにファイルを設定することもできます。

データベース プロジェクトから項目を一時的に除外するには

  1. ソリューション エクスプローラで、データベース プロジェクトから除外する項目をクリックします。

  2. [プロジェクト] メニューの [プロジェクトから削除] をクリックします。

    すべてのファイルを表示する設定にしていない場合、ファイルがソリューション エクスプローラに表示されなくなります。ファイルはディスクからは削除されていません。すべてのファイルを表示する設定にしている場合、ファイルに関連付けられたアイコンがソリューション エクスプローラ内で淡色表示になり、ファイルが除外されていることを示します。

    Aa833186.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    すべてのファイルを表示するかどうかを切り替えるには、[プロジェクト] メニューを開き、[すべてのファイルを表示] をクリックするか、ソリューション エクスプローラのツール バーの [すべてのファイルを表示] をクリックします。

以前にデータベース プロジェクトから除外された項目を含めるには

  1. すべてのファイルが表示されていない場合は、[プロジェクト] メニューを開き、[すべてのファイルを表示] をクリックします。

    除外された項目が、淡色表示されたアイコンと共に表示されます。

  2. データベース プロジェクトのビルドに含める、除外された項目をクリックします。

  3. [プロジェクト] メニューの [プロジェクトに含める] をクリックします。

    項目がプロジェクトに含められます。項目のアイコンの淡色表示が解除されます。データベース プロジェクトをリビルドすると、その項目がビルド スクリプトに含められます。

参照

処理手順

方法 : データベースのビルド スクリプトを準備する

方法 : データベース オブジェクトを削除する

概念

データベース プロジェクトとサーバー プロジェクトの概要

シナリオ : データベースおよびサーバー オブジェクトの作成および変更

Database Edition の用語の概要