My.Computer.Clipboard.SetText メソッド

[アーティクル]
08/16/2008

更新 : 2007 年 11 月

テキストをクリップボードに書き込みます。

' Usage
My.Computer.Clipboard.SetText(text)
My.Computer.Clipboard.SetText(text ,format)
' Declaration
Public Sub SetText( _
   ByVal text As String _
)
' -or-
Public Sub SetText( _
   ByVal text As String, _
   ByVal format As System.Windows.Forms.TextDataFormat _
)

パラメータ

text
必ず指定します。書き込むテキストを指定する文字列 String です。
format
テキストを書き込むときに使う書式を指定する TextDataFormat です。既定値は UnicodeText です。必ず指定します。

例外

次の条件を満たす場合は、例外が発生する可能性があります。

text が空の文字列です (ArgumentException)。
text が Nothing です (ArgumentNullException)。

解説

指定可能な書式は CommaSeparatedValue、Html、Rtf、および UnicodeText です。

このメソッドは AllClipboard を必要とします。

前回指定したクリップボードの書式は保持されません。

セキュリティに関するメモ :
クリップボードには他のユーザーからもアクセス可能なので、クリップボードを使ってパスワードや極秘データなどの機密情報を格納しないでください。

処理手順

My.Computer.Clipboard.SetText メソッドに関連するタスクの例を次の表に示します。

目的	参照項目
テキストをクリップボードに書き込みます。	方法 : Visual Basic でクリップボードに書き込む

使用例

文字列 This is a test string. をクリップボードに書き込む例は次のとおりです。

My.Computer.Clipboard.SetText("This is a test string.")

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic.MyServices

クラス : ClipboardProxy (Clipboard へのアクセスを可能にします)

アセンブリ : Visual Basic ランタイムライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

プロジェクトの種類ごとの可用性

プロジェクトの種類	可用性
Windows アプリケーション	あり
クラスライブラリ	あり
コンソールアプリケーション	あり
Windows コントロールライブラリ	あり
Web コントロールライブラリ	なし
Windows サービス	あり
Web サイト	なし