CAutoRevertImpersonation クラス
更新 : 2007 年 11 月
このクラスは、CAccessToken オブジェクトがスコープの外に出たときに、このオブジェクトを偽装されていない状態に戻します。
class CAutoRevertImpersonation
解説
アクセス トークンは、プロセスまたはスレッドのセキュリティ コンテキストを記述するオブジェクトであり、Windows NT または Windows 2000 にログオンした各ユーザーに割り当てられます。アクセス トークンは、CAccessToken クラスで表すことができます。
アクセス トークンの偽装が必要になる場合があります。このクラスは、アクセスの偽装用に用意されている便利なクラスですが、アクセス トークンの偽装を実行するのではなく、アクセス トークンの偽装を自動的に復帰させるためだけのものです。これは、アクセス トークンがさまざまな方法で偽装できるためです。
Windows のアクセス制御モデルの概要については、Windows SDK の「Access Control」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atlsecurity.h
参照
処理手順
ATLSecurity サンプル : ATL セキュリティ クラス