方法 : ファイル、文字列、またはストリームから XML を読み込む (Visual Basic)

更新 : 2007 年 11 月

XML リテラルを作成し、いくつかのメソッドを使用して、ファイル、文字列、ストリームなどの外部ソースからコンテンツを取得できます。このようなメソッドを次の例に示します。

メモ :

お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

ファイルから XML を読み込むには

  • XElement オブジェクトや XDocument オブジェクトなどの XML リテラルをファイルから取得するには、Load メソッドを使用します。このメソッドには、ファイル パス、テキスト ストリーム、または XML ストリームを入力として渡すことができます。

    次のコード例は、Load(String) メソッドを使用して、テキスト ファイルから XDocument オブジェクトに XML を取得する方法を示しています。

    Dim books = _
        XDocument.Load(My.Application.Info.DirectoryPath & _
                       "\..\..\Data\books.xml")
    Console.WriteLine(books)
    

文字列から XML を読み込むには

  • XElement オブジェクトや XDocument オブジェクトなどの XML リテラルを文字列から取得するには、Parse メソッドを使用できます。

    次のコード例は、XDocument.Parse(String) メソッドを使用して、文字列から XDocument オブジェクトに XML を取得する方法を示しています。

    Dim xmlString = "<Book id=""bk102"">" & vbCrLf & _
                    "  <Author>Garcia, Debra</Author>" & vbCrLf & _
                    "  <Title>Writing Code</Title>" & vbCrLf & _
                    "  <Price>5.95</Price>" & vbCrLf & _
                    "</Book>"
    Dim xmlElem = XElement.Parse(xmlString)
    Console.WriteLine(xmlElem)
    

ストリームから XML を読み込むには

  • XElement オブジェクトや XDocument オブジェクトなどの XML リテラルをストリームから取得するには、Load メソッドまたは XNode.ReadFrom メソッドを使用できます。

次のコード例は、ReadFrom メソッドを使用して、XML ストリームから XDocument オブジェクトに XML を取得する方法を示しています。

Dim reader = _
  System.Xml.XmlReader.Create(My.Application.Info.DirectoryPath & _
                              "\..\..\Data\books.xml")
reader.MoveToContent()
Dim inputXml = XDocument.ReadFrom(reader)
Console.WriteLine(inputXml)

参照

参照

XDocument.Load

XElement.Load

XElement.Parse

XDocument.Parse

XNode.ReadFrom

その他の技術情報

XML リテラル

XML (Visual Basic)

Visual Basic での XML の操作