方法 : アイコンをアセンブリに埋め込む
更新 : 2007 年 11 月
Windows Presentation Foundation (WPF) Designer for Visual Studio を使用して、アイコンなどのリソースを Windows Presentation Foundation (WPF) アプリケーションに簡単に統合することができます。Extensible Application Markup Language (XAML) によって提供されているパッケージの URI スキームを使用して、アプリケーションの XAML でリソースを参照します。詳細については、「Windows Presentation Foundation におけるパッケージの URI」を参照してください。
メモ : |
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使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
アイコンをアセンブリに埋め込むには
ソリューション エクスプローラで、使用するプロジェクトを右クリックします。[追加] をポイントし、[新しいフォルダ] をクリックします。新しいフォルダに Resources という名前を付けます。
Windows エクスプローラを使用して、.bmp ファイルを新しい Resources フォルダにコピーします。Blue Lace 16.bmp など、%windir% フォルダ内のビットマップ ファイルを使用することもできます。
ソリューション エクスプローラで、Resources フォルダを右クリックし、[追加] をポイントし、[既存の項目] をクリックします。
[既存項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[オブジェクトの種類] ボックスの一覧の [すべてのファイル] をクリックします。
Resources フォルダに移動し、ビットマップを選択して [追加] ボタンをクリックします。
ビットマップはプロジェクトに追加され、Resources フォルダ内に表示されます。
ソリューション エクスプローラでビットマップを選択します。
[プロパティ] ウィンドウで、[ビルド アクション] が [Resource] に設定されていることを確認します。
アイコン リソースを参照するには
WPF デザイナで、アプリケーションのメイン ウィンドウの XAML ファイル (Window1.xaml など) を開きます。
XAML ビューで、開始 <Window> タグ内の Icon プロパティを次のパッケージの URI に設定します。
Icon="pack://application:,,,/Resources/Blue Lace 16.bmp"
Window 宣言は、次の XAML のようになります。
<Window x:Class="IconDemo.Window1" xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" Title="Window1" Height="300" Width="300" Icon="pack://application:,,,/Resources/Blue Lace 16.bmp"> <Grid> </Grid> </Window>
アプリケーションをビルドして実行します。
メイン ウィンドウのアイコンにビットマップが表示されます。
参照
概念
Windows Presentation Foundation におけるパッケージの URI