方法 : DataContext メソッドの戻り値の型を変更する (O/R デザイナ)

更新 : November 2007

ストアド プロシージャまたは関数に基づいて作成された DataContext メソッドの戻り値の型は、O/R デザイナでストアド プロシージャまたは関数をドロップした場所に応じて異なります。既存のエンティティ クラスに項目を直接ドロップすると、そのエンティティ クラスを戻り値の型とする DataContext メソッドが作成されます (ストアド プロシージャまたは関数によって返されるデータのスキーマがエンティティ クラスの形状と一致する場合)。O/R デザイナの空の領域に項目をドロップすると、自動生成された型を返す DataContext メソッドが作成されます。DataContext メソッドをメソッド ペインに追加した後に、その戻り値の型を変更できます。DataContext メソッドの戻り値の型を確認または変更するには、[プロパティ] ウィンドウでメソッドを選択し、[Return Type] プロパティをクリックします。

Bb629304.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

[プロパティ] ウィンドウを使用しても、戻り値の型がエンティティ クラスに設定されている DataContext メソッドは、自動生成型を返すようには変更できません。自動生成型を返すように DataContext メソッドを戻すには、元のデータベース オブジェクトをもう一度 O/R デザイナにドラッグする必要があります。

Bb629304.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

DataContext メソッドの戻り値の型を、自動生成型からエンティティ クラスに変更するには

  1. メソッド ペインで DataContext メソッドを選択します。

  2. [プロパティ] ウィンドウの [Return Type] を選択し、[Return Type] の一覧で使用可能なエンティティ クラスを選択します。目的のエンティティ クラスが一覧にない場合は、そのエンティティ クラスを追加するか、O/R デザイナで作成して一覧に追加します。

  3. .dbml ファイルを保存します。

DataContext メソッドの戻り値の型を、エンティティ クラスから自動生成型に変更するには

  1. メソッド ペインで DataContext メソッドを選択し、削除します。

  2. サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラから、データベース オブジェクトを O/R デザイナの空の領域にドラッグします。

  3. .dbml ファイルを保存します。

参照

処理手順

方法 : ストアド プロシージャや関数にマップされる DataContext メソッドを作成する (O/R デザイナ)

概念

DataContext メソッド (O/R デザイナ)

その他の技術情報

オブジェクト リレーショナル デザイナ (O/R デザイナ)

LINQ to SQL