接続文字列を定義する方法 (Entity Framework)
このトピックでは、エンティティ データ モデル (EDM) に接続するための接続文字列を定義する方法について説明します。このトピックの内容は、AdventureWorks Sales の EDM に基づいています。AdventureWorks Sales Model は、エンティティ フレームワーク ドキュメントのタスク関連のトピック全般で使用されます。このトピックでは、エンティティ フレームワーク の必要な構成が済んでいること、および、AdventureWorks Sales Model が定義済みであることを想定しています。詳細については、「Entity Data Model を手動で定義する方法 (Entity Framework)」を参照してください。このトピックの手順は、「Entity Framework プロジェクトを手動で構成する方法」のトピックにも記載されています。
[!メモ]
Visual Studio プロジェクトで エンティティ データ モデル ウィザードを使用した場合、EDM が自動的に生成され、エンティティ フレームワーク を使用するようにプロジェクトが構成されます。詳細については、「Entity Data Model ウィザードを使用する方法 (Entity Framework)」を参照してください。
EDM の接続文字列を定義するには
プロジェクトのアプリケーション構成ファイル (app.config) を開き、次の接続文字列を追加します。
<connectionStrings> <add name="AdventureWorksEntities" connectionString="metadata=.\AdventureWorks.csdl|.\AdventureWorks.ssdl|.\AdventureWorks.msl; provider=System.Data.SqlClient;provider connection string='Data Source=localhost; Initial Catalog=AdventureWorks;Integrated Security=True;Connection Timeout=60; multipleactiveresultsets=true'" providerName="System.Data.EntityClient" /> <add name="NorthwindEntities" connectionString="metadata=.\Northwind.csdl|.\Northwind.ssdl.\Northwind.msl; provider=System.Data.SqlClient;provider connection string='Data Source=localhost; Initial Catalog=Northwind;Integrated Security=True;MultipleActiveResultSets=True'" providerName="System.Data.EntityClient" /> </connectionStrings>
プロジェクトにアプリケーション構成ファイルが存在しない場合は、[プロジェクト] メニューの [新しい項目の追加] を選択し、[全般] カテゴリの [アプリケーション構成ファイル] を選択して、[追加] をクリックすることによって追加できます。